鈴木寛さんの落選を嘆く

東京都民って大丈夫でしょうか?
月に二度ほど、東京に出張します。歳のせいでしょうか。つい最近まで、駅に着いただけで最新の広告に新鮮さを覚え ウキウキ、電車に乗れば、様々に工夫されたサイネージ広告や車内の至る所に貼り巡らされた広告にキョロキョロと楽しむのですが・・・・
それらにとんと、魅力を感じなくなりました。東京には新鮮な情報が溢れていると思っていますが・・・感度が鈍くなったのでしょうねぇ。それに、よくよく周りを見渡しますと、車内は勿論、駅のホームでも新聞を読んでる人、持っている人をとんと見かけません。これでは、いくらサイズを読み易いタブロイドにしたり見出しで工夫しても・・・新聞が売れないハズ。
ほとんどの人が、アイフォーンか携帯をいじっている。新鮮な情報は、ネオンや看板、ポスターやチラシなどの広告から入手するのではなく、手元の端末でやり取りしている。私的にはせっかく、街中に情報が溢れているのに、じぶんの欲しい情報だけを一方的に探して読んでいるのは、自分の好きなモノだけしか食べない偏食のようで、如何にも勿体無い気がします。
見たくなくても無理やり目に飛び込んで来る情報もインプットすれば、知的バランスが良くなるのに不可欠な情報かも知れないのに。日本100年の大計には教育が必要なのは誰もが理解できること。教育を論じるならこの人しかいないと私が尊敬する政治家・・教育問題のエキスパートで、かつ、教育行政の推進役、100年の大計を描ける民主党の鈴木寛さんが・・・
先の参院選・東京選挙区で落選したのは日本国民の不幸だと思っています。まさか、日本の頭脳の集積地、国家の中枢東京、その都民が、鈴木寛さんを落選させるなどあり得ないと、思っていましたが。次点になきました。
今更、なぜこんなトンチンカンなくずを参院に送ったのかと、不謹慎な山本太郎をなじる積りもありませんが、76万人もの東京都民が投票して、鈴木寛さんを落選させたことの方が異常だと思っています。この76万人のノー天気と、携帯の世界に入り込み、街のあり様を全く見ようとしなくなった都民とがダブります。
このダブりが東京で新鮮さがないと思うのともダブルのですが。Goto

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