男前ダンベル

3月11日・宮城県石巻市で地域みっちゃく生活情報誌®が創刊されます。
今年の如月は例年になく寒いですねぇ。この地方も何度か降雪。積雪こそ数センチ。日を置かず消えましが、さすがに早朝ウォーキング時は零下が続き、足の運びも鈍りました。が、宮城県の石巻では90年ぶりの大雪とか・・・寒冷地に比べりゃ、寒いなんておこがましい・・・
私の愛読紙のひとつに「石巻日日新聞」があります。週に一度。一週間分をまとめて送ってもらいます。「地域密着、地域の活性化」を標榜する大正元年創刊の日刊紙(日曜は休刊)です。発行エリアである石巻、東松島、女川の復興情況や仮設住宅で暮らす人々の息遣いが聞こえます。
1/30付一面トップは・・・応急仮設住宅に暮らす社交ベタで不器用な男達が一念発起して、玄米を入れたダンベルを使っての健康運動を披露した模様が掲載(写真参照)されています。
「男はお茶っこ飲み話が苦手。だから体操を通じて男気を示す。それが男前ダンベルだ」と語るのは仮設住宅大橋団地を拠点とする「大橋メンズクラブ」のリーダー。体操は音楽に合わせて腕の上げ下ろしなど12種目の動作を組合わせたもので東北福祉大の準教授が実技指導。
リーダーは体操の意義を「地域の復興は遅い。でも俺たちは前向きに生きていいかねばならない。そのためには心と体づくりが大切。男前ダンベルは男同士の絆を結びつけた。復興住宅に移ってからも俺たちで広め、男の健康づくりに励みたい」と意気込む。
酷寒の中。被災の重圧を跳ね返そうと果敢に生きる被災者の息遣いが読み取れます。
来月11日。大震災から3年。我が社と石巻日日新聞が手を携え・・・「被災地を元気に」と地域みっちゃく生活情報誌®「んだっちゃ」が創刊されます。勿論、仮説住宅にも届けられます。何号目かには「男前ダンベル」集団も特集されるかも知れません。
寒冷地で情報誌づくりに邁進する仲間を思えば・・・岐阜の寒さなんかに負けてられるか。
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1/30 石巻日日新聞(宮城県石巻市)

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