大統領の執事

米国の苦悩・・人種差別との闘いだったんですねぇ。映画は良いね。
先週の日曜日。寒風を突いて・・・ウォーキングの際、冬季キャンプのつもりで日々重ねたストレッチの成果を試そうと、気の置けない仲間とゴルフの予約をしましたが、金曜からの降雪で土曜にいち早くホームコースがクローズに。朝から好天なのに・・とぼやき中止。残念次回に・・
で、日程が空白となった日曜日。ソチ五輪のジャンプ競技を明け方まで見てたのですが・・・人間は習慣の動物なのか、癖になると繰り返すのか。やはり、5時には目が覚め、ブログを書いてウォーキングに。戻って新聞を読んでて、暇つぶしには・・やっぱり映画かなと・・・
しかし、映画も見始めると癖になるのかと苦笑しつつ、どれどれと、新聞の「日載」映画欄を・・これかなと、決めたのがホワイトハウスで7代の大統領に仕えた黒人執事の物語「大統領の執事の涙」・・・先週の世紀の駄作のようなこともなかろうと・・・
ホワイトハウスの執事が果たすべき振る舞いと、人種差別、公民運動の歴史を縦糸に。差別と抗う長男との葛藤、その狭間で揺れ動く母親、ベトナム戦争に志願する次男・・大統領の決断、政治的計算を間近に見ながら家族との葛藤に苦悩する主人公の姿を横軸に・・米国の歴史が綴られる・・・
アカデミー賞の有力候補だそうだが。なかなかの見応えある作品でした。20代から80代までの主人公「セシル」を演じた「フォレスト・ウィテカ」の主演男優賞は間違いないんじゃないか。マーガレット・サッチャーを演じ、主演女優賞を獲得した「メリル・ストリープ」よりも名演技が感動・・・ぜひ、ご覧あれ。
それにしても、アイゼンハワーから7代の大統領が米国の苦悩、取分け差別と偏見を背負って登場するが、私もケネディに始まりニクソンもカーターもレーガンも「セシル」が執事として仕えた7代の大統領を全て知ってる世代だと思うと・・・私も随分遠くまで来たものだと思う。
ゴルフが中止になり、いい映画を見せてもらった。やっぱり映画は良いですねぇ。Goto

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