コツコツと

新年度です。新たな決意で仕事に立ち向かって欲しいモノです。
ローマは「一日にして成らず」と申しますが。その意味は知っていても、「成らぬ」ことを理解して実践する人は意外と少ないようです。知ることは変わることですから、本当の意味を知らない人が多いのかも知れませんね。
相撲通を認じる私ですが。新横綱・鶴竜が・・・努力の人だとは、大関に昇格した当時は全く知りませんでしたしメディア報道も、果たして大関の座にいつまで留まれるやらと、報じていたほどです。それが、大関在位12場所。「クンロク大関」と揶揄されていたのに・・・
この二場所、連続の14勝1敗・準優勝と優勝、文句なしの横綱昇進です。
素材も悪く、天才でもない。ただ、ただ、コツコツと同じことをやり続ける。相撲の場合は稽古ですが。そしていつの日か、花開く。素晴らしいですねぇ。人はそれを「ローマは一日にして成らず」とか「継続は力」とか「塵も積もれば山となる」と申しますが・・・
世の中には、努力しても、花開かぬ人はたくさんいます。そんな人を見て、努力することを躊躇したり、あの人は別格、自分とは違うと、自分で、自分自身が努力しても変わらないと、努力することを否定する人も結構います。私もそんな考えで、コツコツ努力することを拒んだモノです
しかし、それは間違いだったと気づきました。
花開かなくとも・・・花開くと信じていますが・・・良いではないか。コツコツと同じことを努力していれば、人生が輝いて感じられるようになりました。その切っ掛けは「もし人が三年間、一日も欠かさず日記をつけることができたら、その人は何かを為す素質を持っている人である」
「もし人が十年間一日も欠かさず日記を付けてきたとしたなら、その人はきっと何かをすでに成し遂げているひとかどの人物に違いない」と、原敬元首相の言葉に誘発されたからです。コツコツと何かをやり続けることそのものが、人生を謳歌させるのではないかと気が付いたからです。
新年度になりました。新たな決意で、仕事に立ち向かわれたと拝察します。
気の遠くなるほど、日々コツコツと努力すれば、必ず花開くことを知って欲しいと思います。
8年目を迎える私のブログも、5年過ぎたウォーキングもゴルフの素振りも、毎日、コツコツ、飽きもせず続けていますが、全く、花開きません。でも結構、楽しいモノです。Goto
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3/27日本経済新聞

コメント

  1. Goto より:

    研修最後の日、新入社員38名と共に、岐阜市の中心にでんと構える標高337mの金華山に登りました。馬の背登山道は急峻でなかなかのモノ。50分ほどでしたが、全員が無事山頂に辿り着きました。岐阜城から眺める濃尾平野は壮観。西方、伊吹山の麓を縫えば関ヶ原、その先が琵琶湖、長浜、大津、そして京です。新入社員と共に京を目指そうと息を弾ませました。変わらぬご指導願います。Goto

  2. 天津次朗 より:

     一株主としては、東証2部の土俵で花開く中広の姿を見てみたいものです。
     社長の想いはいかがですか?