大阪都構想

一念岩をも通す・・・・大阪府民に委ねられました。
大阪都構想が動き出しました。大阪府と大阪市でつくる法定協議会は、23日大阪市を5つの特別区に編成する大阪都構想案をまとめました。東京一極集中化がますます進む現状を鑑みれば、この大阪都構想実現は「地方創生」の突破口になるのではと、期待しています。
法定協は12年に成立した大都市地域特別区設置法に基づき、昨年の2月に設置されましたが。地方分権は省益に絡むがゆえ、中央官庁の反対に起因した様々な抵抗、大阪維新の会橋下代表の舌禍事件や、府市議会のトラブルによる維新の会過半数割れ。隣接する堺市に反対派市長が当選。
日本維新の会分裂や、週刊朝日を筆頭とする執拗なまでのメディア攻撃、そして、熱し易く冷めやすい大阪人気質などが重曹的になり、頓挫しそうになりましたが、起死回生の出直し大阪市長選で圧勝。(強引、税金の無駄、投票率が低すぎて信任は得られていないなどの批判に耐え)
公約通り、法定協のメンバーを差し替えての都構想案です。選挙が絶対だとは思いませんが。政治家の一念を達成しようと思えば、選挙で政策を訴え支持を得て当選する以外に方法はありません。それが民主国家です。
都構想は、法定協の決定を受け、総務相が意見を述べ、府市議会の9月議会を提出、審議に入ります。可決すれば来春には大阪市民による住民投票が行われ、賛成多数ならば、2017年4月に大阪都へ移行します。現時点では、大阪維新の会は府市議会で過半数割れしていますので・・
採決せず首長の「先決」事項で処理され、住民投票に委ねられると思います。私は、二重行政の無駄を排除し、一極集中のこの国を動かし、大阪を再興せんとする橋下市長の一念を高く評価します。住民投票で敗れれば、彼は政界から引退するでしょう。希代の若き政治家を潰すのか生かすのかを、決めるのは大阪府民ですが・・・・・実は「地方創生」を本気で願う地方の国民でもあると思います。Goto

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