黒獅子旗

団塊世代の頑張りとスポーツ王国・清流ぎふ・・・
おめでとうございます。第85回都市対抗野球大会、優勝。大垣市・西濃運輸。「練習は嘘はつかない」「チームづくりは人づくり」を信念に林教雄監督(64)の元、企業・野球部が一体となって創部55年目での初制覇・・・心よりお祝い申し上げます。
岐阜出身の直木賞作家・池土井潤さんの「ルーズベルト・ゲーム」が、あの「半沢直樹」に続いてTBSでテレビドラマ化され、野球がこんなに面白いのか。チームを通じ、背景にある企業の姿、従業員の複雑な思い、ライバル企業との凌ぎを削る企業間争い。
そして、その背景にある日本経済問題など、プロ野球や高校野球とは一味も不二味も違う「野球」を教えてくれた社会人野球の凄さ・・その矢先の・・・この優勝。決勝戦は、BSテレビに釘付けになり、ハラハラドキドキの野球を楽しませて貰いました。ありがとうございました。
お許しがあれば、我が社のハッピーメディア®地域みっちゃく生活情報誌®「Wao!」(大垣市を中心に西濃エリア一円で発行・90,880部・全戸配布)の巻頭特集で取り上げさせてもらい、読者と共に、この快挙を喜び合いたいと思います。
今年の夏の高校野球(8/7・開催)。全国選手権大会の岐阜予選で甲子園出場を決めたのも、大垣市の「大垣日大高校」市民にとっては、名将・坂口監督が率いる大垣日大も全国制覇するのではとの夢が膨らみます。ダブルで誌面を飾れるとすれば、地域みっちゃく生活情報誌として最高だと思います。
私は、西濃運輸の優勝で二つのことを思います。一つは林監督。64歳団塊世代です。「私は下手な選手だったけど、チームのために練習だけは怠らなかった」気を抜いて練習する選手には容赦なく激しいカミナリを落す。その厳しさから「スパルタ監督」という評判もありますが。
西濃運輸にはテスト生入部。ブルペン捕手や打撃投手など裏方役に徹した。「自慢じゃないが、本大会の試合には一度も出場していない」引退後、監督となったが、今回で監督初就任から数え4度目の返り咲き。そして優勝。団塊世代がこれから活躍する時代だ、そんな思いです。
そして、もう一つは。2年前になりますが。岐阜国体で古田岐阜県知事が県民の元気と健康増進にはスポーツがと掲げた「スポーツ王国・清流ぎふ」の大方針。西濃運輸の優勝で、県民の心に響いてきたのではないでしょうか。西濃運輸の優勝にそんな思いがよぎっています。
おめでとう。大垣市・西濃運輸・黒獅子旗獲得。Goto

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