モニターくん

新聞の購読部数減少に歯止を掛ける解答を導きだして頂きたい・・・・
私のようなプロはお呼びではないと思いますが。読者諸氏にはぜひ、ご協力をお願いしたいと思います。読売新聞(写真参照・他紙にも同様の広告が掲載されていますが)に掲載された、調査専門会社の読者モニター募集のことです。
最近はアンケートばやりです。何事もデータ、データです。企業などが商品開発や市場動向をデータ化するための消費者思考や動向のアンケート。メディアが頻繁に実施し、新聞紙面や報道番組に活用する政治課題に対する意見や内閣支持率調査。
行政がインフラ整備や公共施設の管理などに利用する道路などの交通調査やアンケートなどなど。我が社も地域ポータルサイト「フリモ」の会員(102,000人・エリアを限定できる特徴があります)を対象に地域の実態調査や地域の課題(子育て、介護など)などきめ細かな情報を頂き、地域の活性化に活用させて頂いております。
私自身・・・物事を決めるにあたっては「人生経験と勘」に頼る方ですが、実務の担当者はそうはいかないようで基礎的なデータやアンケートを判断材料の根拠とされる場合が多いようです。その意味では正確なモニタリング、アンケート、データは重要です。
この広告の「モニターくん」「新聞の読み方や広告に関してのアンケートを収集したい」「中京圏で790名(なぜこの人数なのか?全国区での按分数なのでしょう)を募集」とありますが、依頼者は誰なのでしょう。多分、全国に組織され、メディアも広告主も代理店も加盟している広告協会ではないかと思うのですが。(であれば妥当な調査です)
新聞購読者数の減少傾向に歯止めが掛からない現状からして、広告レスポンス率の向上に参考モニターが必要だとの取組は理解できます。・・・新聞命(しんぶんいのち)の私としては、読者の意見を聞いて、広告の価値を計ることも大切だと思います。
広告の業界としては、新聞の未読率こそが問題で、未読者にどう広告を届けるのかが問われています。この調査専門会社のモニターが、その解答も導き出してくれればと願います。それには賢明な読者諸氏の「モニターくん」が必要です。ぜひ、ご協力を。Goto
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8/1読売新聞

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