バカラ

日本各地のガラス工房も本物を創って・・・がんばって欲しいと思います。
滋賀県の長浜市に観光客が好むスポットがあります。ご存知、ガラスの館「黒壁」です。様々なガラス製品が並んでいます。北海道の函館も観光客が必ず訪れるのは、ガラスの館です。なぜ、ガラスが好まれるのでしょうか?
大きなワイングラスで、真っ赤なワインをクルクル回しながら頂く。優雅な気分になりますね。お洒落な大人の雰囲気がします。私は虫の音を聞きながら、上限の月を愛でながら、切子の徳利から並々日本酒を注ぎ、切子ガラスのぐい呑みで一献傾ける方が落ち着きますが。
ガラスには日本的、東洋的な陶器と違って西洋的なイメージがあります。江戸時代に南蛮から輸入されたからでしょうか、高価でお洒落なイメージがあります。それに、ペットボトルから飲料を飲むよりもガラス瓶から頂きますと高級感があります。透明ガラスには清潔感もあります。カラフルな色は美しさが際立ちます。
最近では、各地にガラス工房があり、日本人の持つ感性や発想、創作意欲が独特の作品を創り出し、ガラス製品の幅を広げているのではないでしょうか。開放的な気分になる観光地で好まれるのはそんな理由もあるのではと思います。
9/11の読売と日経に世界的なクリスタルメーカー「バカラ」(創業250年)の広告が掲載されました(写真参照)・・・バカラの製品は50人の選ばれた職人の手で作られ、出来上がった製品の4割は出荷に値しないと壊されるそうです。本物だからこそ、250年の歴史が刻まれたのでしょう。
広告の品。なぜ読売が「まねき猫」で日経がステラタンブラーなのか。私にはわかりませんが。日本各地のガラス工房もいつかは「バカラ」を凌ぐ本物の製品を世界に送り出して欲しいと願います。今夜は薩摩切子のぐい呑みで、地酒を楽しみます。Goto
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9/11 日本経済新聞          9/11読売新聞

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