メダル競い

世界に羽ばたく日本の企業・・・・・
写真をご覧下さい。9月29・30・10月1日と立て続けに日経新聞に見開きで掲載された広告です。どれも迫力満点、スポンサーの思いの丈が見事に表現された素晴らしい紙面ばかりです。企画担当、制作者の「満足げ、自慢げ」な顔が浮かびます。広告内容を検証してみます。
Asahi KASEI・・・問題「エコは、この星の需要だ」紙面溢れんばかりに車が並んだモータープール。これらの車、陽光を浴び、これから世界に飛び出して行くのでしょう。答え「世界はエコタイヤへはきかえる。地球環境のための技術が、新たなビジネスを生んでいる」
そうです。旭化成がイノベーションで、タイヤの高機能化合成ゴムを開発、世界中のタイヤメーカーに供給。その生産をシンガポールで開始したという内容です。あの旭化成が、世界中を走る10億台の車にエコタイアの原料を供給しているとは・・・知りませんでした。凄いですねぇ。
ISUZU・・・キラキラと輝く目をした若者たちが、車の整備を見守っています。修理するのは古びたエンジン。ミャンマーの最大都市、ヤンゴン。日本で40万キロは走行した中古トラックが、この地で活躍する。整備の差がこの先の寿命を左右する。かつて日本を走ったISUZUのトラックが・・・・
「どこか不調はないか」「まだまだ活躍できますように」とこの土地に溶け込んでいるISUZUの整備士が「サービスクリニック」で点検する。その様を目を輝かして学ぼうとするミャンマーの若者。売りっぱなしじゃない。中古になったトラックでも、最後まで「もてなし」の心で整備し、活躍を願う・・・日本メーカーの心意気・・良いですねぇ。
日本の基幹である電機産業が振るわない・・・そんなニュースが溢れるが、冗談じゃない。MITSUBISHI ELECTRIC・・・気象を観測して日々の暮らしに役立つ静止気象衛星「ひまわり」は三菱電気の技術。アジア・太平洋30ヶ国に情報を送っている。
雨が降ると水浴びの大好きな「象」さんは仕事をサボってしまう。明日の結婚式が雨なら、新郎新婦の晴れ舞台がオジャン。でも「ひまわり」が明日は快晴だと教えてくれる。世界に先駆けるMITSUBISHI ELECTRICの「どうだ」が紙面から溢れる。胸が張れますねぇ。
アジア大会で日本選手が活躍しました。でも、スポーツ選手だけが世界を相手にメダルを競ってるんじゃない。日本の企業だって、必死にメダルを目指しています。頑張ろう!ニッポン!Goto
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9/29日本経済新聞
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9/30日本経済新聞
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10/1日本経済新聞

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