体育の日

朝日新聞が2020年・東京五輪・・・賛成に論調を変えたのは良いことです。
ちょっぴり驚いているんです。10/6・朝日新聞の朝刊一面で「2020年・聖火は環る」オリンピックを賞賛する特集をトップで組んだじゃないですか。東京五輪開催が決まった折、「五輪よりも他にやることがあるのでは?」と疑問を呈した朝日が・・・
如何なる変節なんでしょうか。いや、皮肉っているのでも、批判しているのでもありません。勿論、朝日誤報記事事件の影響で、五輪推進派に迎合、権力に擦り寄って・・五輪賞賛に路線を変更したからなどと、うがって深読みしているわけでもありません。
「国境を超え、宗教を超えました。このような美しい姿見たことがありません。誠に和気あいあい、呉越同舟。和やかな風景であります」とNHKアナウンサーが1964年50年前の東京五輪閉会式の実況を再現。閉会式は、各選手が入り乱れ、肩を組み笑顔でトラックになだれ込んだ・・・そこには「平和の祭典」の理想が・・・
「世界は一つ」を実感できる閉会式のこのスタイルは、以後の大会にも踏襲されている。
オリンピックの歴史は「世界平和の架け橋」となる理想の大会が開催された回数はそんなに多くないと記事は五輪賞賛。「世界平和を希求する朝日新聞」が2020・東京五輪を盛り立てる方針に舵を切ったことは・・・賢明です。
今日・10月10日は50年前、東京五輪が開催された日。それにちなんで「体育の日」として国民の祝日となった・・・それがいつの間にか。なんとかマンデーで第二月曜日に変更。それはそれで定着したのですから、批判はしませんが。10月10日がそもそも、この国が世界平和を願い・・復興の切っ掛けとなった東京五輪開催日だったことを忘れないのも、国民の見識だと思います。Goto
追伸・・・
写真は10/6・読売新聞に掲載された、1964・東京オリンピック50周年記念ウィークの広告です。朝日新聞には掲載されていいませんが・・・・
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10/6読売新聞

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