風化させてたまるか。

職場の人間関係観まで、変えたんですねぇ。
こんな調査が60年も前から続けられていたなんてご存知でしたか?私はちっとも知りませんでした。統計数理研究所が5年ごとに、日本人のものの見方や考え方とその変化を社会調査によって捉えようとする「日本人の国民性調査」です。
第13次にあたる今回の調査での特徴は、自分も含めた周囲の人について「他人の役に立とうとしている」と感じる人が、前回より9ポイント増えて過去最高になり、この質問項目を設けた1978年以来、初めて「自分のことだけに気を配っている」と感じている人を上回ったそうです。
また、職場の人間関係観では、上司と仕事以外の付き合いがなくても良いか。あったほうが良いかとの質問に、あった方が良いの割合が増加。20・30代は1973年の調査と同じ40年前に戻ったと。関連して、給与が多いがレクレーションや旅行、運動会などしない会社と・・・
給与はいくらか少ないが運動会や旅行など家族的な雰囲気がある会社とどちらか良いかとの質問では、1978年から2003年までは減少傾向にあったが、近年は再び上昇したと・・・一番大切なものは何か、自由回答にした結果は「家族」が圧倒的で、愛情・精神と命・健康と合わせると88%にのぼったと。
調査結果では、前回と今回で日本人に大きな意識変化が起こったようです。自分のことよりも周りの人。アットホームな会社。まずは家族。そうです。あの東日本大震災です。大震災は日本人のものの見方や考え方を変えたんです。風化させてたまるか。Goto

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