本物なら、如何なる誹謗や中傷にも屈しないものです。
大韓航空の副社長、ナッツリターン事件で袋叩きにあっている。韓国メディアのこの財閥令嬢への バッシング、韓国民が財閥に対してどのような感情を持っているのか日本人には定かではないが。国交省まで乗り出して、運行許可まで取り消す騒ぎになっている。
私的には、ここまで韓国メディアが常軌を逸して財閥令嬢だからと痛めつけるのは酷すぎるのではないかと思うのだが。この異常な過熱ぶりこそが韓国人の特性であり、国民性だと昨今の日韓関係悪化の本質は韓国人のこのような異常性にあると言わんばかりに、嫌韓感情を煽る日本のメディア報道にも違和感覚える。
メディアの異常性は、何も韓国メディアだけではなかろう。例えば7月に仕入先だった中国の食肉加工会社で製造ラインからこぼれた鶏肉を拾って釜に放り込む姿を、繰り返し、繰り返し、異常なほどの回数をテレビのニュースや報道番組で流せば、その輸入元である「マクドナルド」(MAC)の信頼が根底から脅かされるのは必定。
私の感覚では、大韓航空の副社長が、社員教育徹底のため度を過ぎた行為に及び、飛行機の運行を遅らせたのは問題だが。果たして、その社員が仕事に忠実であったのかどうかは分からない。経営者が望むサービスのあり方とズレがあったのではないか。
MACの鶏肉問題も、MACの経営方針で、安かろう悪かろうの商品を仕入れ、コストカットをそこまで極めていたのではなかろう。MACは外資系企業。仕入先は日本MACが決めれるわけではない。仄聞するに、米国MACでは中国産鶏肉問題で売上減少はないそうだ。
ではなぜ、日本MACの業績が悪化しているのか。勿論、メディア煽り過ぎが原因だと思うのだが。もう一つある、それはテイストだと思う。MACの味が日本人の好みに合わなくなったのではないか。その引き金が、中国期限切れ鶏肉使用だったのではないか。
私の持論だが。迷ったら原点に返れです。MACは、その原点であるハンバーガーの味は大丈夫、日本人の好みにぴったりだと胸が張れるのか。私は変遷する日本人の舌にMACの味が追い付かなくなったのが、業績低迷の根本原因だと思う。
大韓航空もMACもメディアに振り回されず、真摯に商品やサービスと向き合うべきではないだろうか。本物は如何なる中傷や批判にも動じないものだ。Goto
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