シャルリーエブド

何も言わないのは卑怯だと思いますので・・・・・
私はこの問題を論じたくありません。なぜなら、欧州的民主主義の「表現の自由」は絶対であるとの考え方がよく理解できないからです。また欧州の非暴力主義にも疑問です。十字軍の戦いはなんだったのか?宗教の問題は非暴で片付けれるほど簡単ではないと思います。
「シャルリーエブド」襲撃事件。その背景を詮索する積りは私にはありません。誰かが嫌だと心底思っていることを、繰り返し、繰り返し誹謗中傷することを、表現の自由だと私にはどうしても思えません。人にはそれぞれ生きる権利も権限もあります。
その尊厳を「風刺画」などというお遊びで弄ばれれば生きる権利が奪われると思うのも一理あります。そんなお遊びに鉄槌を浴びせんとする輩がいても不思議ではありません。私は銃弾だけが、鉄拳だけが暴力とは思っていません。言葉の暴力も、シカトする態度の暴力も、いじめも暴力です。勿論、ペンも強烈な暴力になり得ます。
「シャルリーエブド」襲撃事件を、戦争だと煽る、フランス大統領の軽薄を私は批判したいと思います。事件はその種類によって、先鋭化することはママあります。
テロ、暴力なんて、いつでも起こるのです。起こるには起こる理由があるのです。それを表現の自由を踏みにじったとか、報道の尊厳をけなしたなどと、甘っちょろい民主主義を掲げ、戦争だなどと、煽ってみても所詮、それは権力保持の方便に過ぎないと思います。この問題を論じたくはありませんが、何も言わないのは卑怯だと思いましたから。Goto

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