アベノミクスを批判する経済学者の声も聞いてみましょう・・・・
私に経済学者を論評する資格も能力も持ち合わせていませんが。日本経済の現況を只批判するだけで飯が食える学者の論に触れると、景気回復を期待しながら、この経済戦争を必死に闘う中小企業のおっさんとしては、なぜか虚しさを覚える。
こんな論です。景気は悲惨な状況。内需は低調、円安効果は輸出額よりも輸入額を増やす方向にブレ外需が伸び悩む。悲惨な景気は消費増税のせいではない。アベノミクスのメッキが剥がれ、本当の実態が見えてきたからだ。アベノミクスの問題点は、ご祝儀相場のように市場を煽り、株価を上げればみな元気になると考えたこと・・・
円安が進めば日本経済は成長するという時代錯誤の考えで政策を進めていること。実体経済がここまで追い込まれる中、再消費増税ではつじつまが合わぬ。財政再建の観点からは禍根を残すが、増税延期はアベノミクスの当然の帰結だった。
衆院選で目くらましして国民を欺いているが。日本経済が抱える最大の問題は、豊かさの中の貧困問題だろう。富が偏在しているから、中低所得者の財布の紐が締まり、消費が盛り上がらぬ。今やるべきことは、円安・株高推進ではない。弱者救済の観点を前面に出し、貧困世帯や低所得者の生活支援だ。
軽減税率導入という有効な低所得者の対策を考え、高額商品に「加重課税」をかけ、金持ちから税金をとる努力をすべきだ。ざっとこんな批判です。・・・・・。この批判のため批判をあなたはどう思いますか?かの有名な同社大の名物女教授のアベノミクス批判です。
金持ちから取れるだけ税金を取れ。そして弱者、貧困層に税金をばらまけ。そうすれば悲惨な景気はなんとかなる。私も一時期・・・そんな気もしないではないと思ったこともありますが。教授がバックアップされた民主党政権は見事に崩壊しました。こんな最も古典的なマルクス経済学では、それこそ時代錯誤です。
バブルとデフレ。増税を経た国民は賢くなりました。リフレ派の推進するアベノミクスを支持しています。いずれ崩壊するだろうと、てぐすね引いたような批判を繰り返していてはなんの解決にもならない。賢明な教授さま。失業率は1998年以降最低になり、求人倍率も改善され、非正規、正規雇用者数も増えました。
職に就けない事が貧困の原因です。それが急速に解決しています。正規のみならず非正規の賃上げも現実のものになりつつあります。金持ちの定義が奈辺にあるのかわかりませんが。増税で全て解決するなんて・・・そんな安易な手法なら、経営者は何の苦労もしませんよ。Goto
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