驕りが目立つ・・・

些細なことに目くじら立てるのは政権瓦解の予兆でしょうか?
「勝って兜の緒を締めよ」と申しますが。もう少し丁寧に、慎重に運営すべきではないでしょうか。何を?政権です。暮れの総選挙で圧勝して3ヶ月余。発足当初は八方目配りして運営されてきましたが、改造以降、どうもよろしくありませんね。
奢りとは申しませんが。やらずもがなのことをやり始めると、横暴になってきます。政権がほころび始めたのではと思わずには入られません。まず、自民党がテレ朝とNHKの幹部を呼んで、個別番組の内容について事情聴取した問題。
NHKの看板番組「クローズアップ現代」の「やらせ」問題は、自民党がとやかく言う問題ではなく、放送の監督官庁である総務省が、放送倫理を立てに調査すべき問題です。「やらせ」が行われていたとするならば、それは処分でしょう。それこそ、NHKのトップの首を跳ねればよい。
テレ朝の「報道ステーション」、私的には、どこが問題なのかさっぱり分からない。報道番組に政治的圧力が加わるのは当然でしょう。政権に目の敵にされないような番組の方が問題です。番組を降板するコメンテーターの「最後っ屁」に右往左往するとは自民党も度量が狭い。
名指しされた政権の実力者「官房長官」の怒りを忖度して事情聴取を行ったとするならば、言語同断。こんなチンケな問題に目くじら立てるなんて。いや、実は上手の手から水が漏れる・・政権与党のほころびがはじまったとみても良いのではないだろうか。
それと、もう一つ。社民党の福島瑞穂議員が参院の予算委員会の質問で「安全保障関連法案」を「戦争法案」だと発言したことに、これまた、目くじら立てて、自民党が「一方的な表現だと修正」を求めた件。何を考えているのか。国会発言を修正したり削除するのは、国会の権威や人権を傷つけた場合や・・・・
事実関係を間違えた時に行なうもの。それをなんだ。そもそもが左翼偏狭主義。自衛隊すら認めない政党の発言。安全保障と聞くだけで「子供を戦場に送るな」と反応する集団です。自衛隊の海外派遣なんて問題はデリケートな問題ではないのです。絶対、全く、百ゼロで認めない人たちです。
そんな人の挑発に乗る方がおかしい。これもよくよく考えてみると、「勝って兜の緒を締めよ」の緒が緩んだ証拠ではないか。安倍首相、日本経済がデフレから脱却できるかどうかの正念場です。もう一度、驕りが目立つ自民党内を引き締めてもらいたい。Goto

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