観光産業

旅行収支、55年ぶりに国際収支黒字化に貢献・・・・
羨ましいとか凄いねぇと考えるのか。それとも、なんとまぁと呆れ顔で一笑に伏すのかは考え方ですが。中国の健康食品販売会社が、創業20周年記念の慰安旅行で6000人超を引き連れフランスを訪れた。旅客機84機。パリでは140の高級ホテルに分泊。総予算は1300万ユーロ・・
日本円にして17億4200万円・・・世界中のメディアの話題をさらった。目抜き通りで人文字のパフォーマンスを、呆れ顔で、中国人らしいと一笑に伏すには、あまりにも偏見。日本にも中国から大勢の観光客が押し寄せる・・・ひと昔前、高度経済成長最中・・・日本人も、ガイドがのぼり旗を立てて・・・
大挙海外に出掛けたではないか。その際、農協のおっさん達への風当たりは強かったと記憶するが。観光大国フランス。観光戦略は2030年までに1億人を目標にしているとか。この慰安旅行も仏政府を挙げて誘致活動を展開、来仏の会社社長を外相がわざわざ出迎えたと。羨ましい話。
私は観光産業の成長も良いが、日本産業の中心はやはり、モノづくりでと思っているのだが。財務省が発表した14年度の国際収支統計。旅行収支が55年ぶりに黒字となり、経常黒字に貢献したとなると、そんな冷めた見方ではよろしくない。
観光産業を成長産業と位置づけ、仏国の観光戦略に学ぶ必要がある。14年度の訪日観光客は1467万人。政府は東京五輪までに2000万人にする目標を掲げているが。なんせ、中国を含め東南アジアの富裕層が海外旅行に目覚めたんです。かつての農協のおじさん達のように・・
この凄いビジネスチャンスを羨ましがったり、眉間に皺を寄せて迷惑がったりしないで、地方創生、観光産業の活性化のためにチャンスを掴まむべきだと思う・・・それにしても、地方創生の起爆・・・大阪都構想が潰れたのは悲しいですね。…Goto

コメント

  1. 風来坊☆ より:

    戦中・戦後の高度経済成長、高齢者の方々のおかげでいまの日本があります。
    これには本当に感謝するのですが、変革が必要な時に、変革を嫌がり、否定するのはやめて欲しかった。
    大阪でもそうですし、政界でも野中広務氏と古賀誠氏。変化が必要な時に、外に追いやられると言うジェラシーからか・・・
    30代40代世代にもっときっかけが欲しいものです。
    この世代は残念ながら、変化を求めるというより、変化を諦めている世代なので。

  2. Goto より:

    私も前期高齢者のひとりですが、日本を滅ぼすのは、高齢者ですね。淋しい限りですね。
    Goto

  3. 風来坊☆ より:

    度々すみません。
    大阪都構想…反対したのが70歳以上の有権者のみです。後は全世代で賛成多数です。
    私の理想としては、都構想賛成→中央政界へ→安保・憲法改正の方針で自民党と連立→公明党との連立解消→強い日本へ のはずだったのですが…
    同じ内容ばかりで申し訳ないです。