4番が見ホンダ・・・?

一般紙のスポーツ欄におじんギャグは如何なものか?
私はスポーツ新聞には目を通しませんが、出張の折など、駅の売店に並ぶ、スポーツ紙の見出し、何とも気を引く内容には思わず・・・手にとってみたいと欲求にかられます。それが狙いなんですが、新聞社の整理部の腐心が忍ばれます。
昨今、そんな見出しはスポーツ紙だけだと思っていましたら、いやいや、日刊紙のスポーツ面も、その流れなんでしょう、結構、エスプリやユーモアの効いた見出しが。(下記新聞参照)多くなってきました。
新聞には目には表には出ませんが、週刊誌やスポーツ新聞(経営は同じですが)とは違うという自負と申しますか、プライドと申しますか、それなりの矜持があるようですが、貧すれば鈍すなのでしょう。品のない見出しが目立ちます。勿論、笑って済ませる範囲ですが。
「4番が見ホンダ8強」(毎日新聞11/4・朝刊・スポーツ面)・・・この見出し、私に読解力がないのでしょう。何度か呟きましたが意味が理解できませんでした。いや、リードを読めば、社会人野球で、ホンダが4番打者の活躍で西濃運輸に勝って準決勝に駒を進めた。
っていうだけの話ですが。「見ホンダ」が「見本だ」のギャグ。それが一瞬理解できなかっただけなんですが。如何にもおっさんギャグ。若い人たちには嘲笑以外の何物でもありませんね。こんな程度のギャグでは・・・新聞はますます売れませんよねぇ。
毎日だけではありません。読売も「4番おかわり中田を刺激」の見出し・・・野球に興味のない人達に(女性など)してみれば、紙面を素通りでしょうね。私のように相撲通を自認するものでなければ「33歳嘉風視界よし」(読売・朝刊)が・・・この数場所・・・・
人気沸騰の大相撲で旋風を巻き起こしている元関脇琴風が起こした尾車部屋の豪風・嘉風らのベテラン力士の味のある相撲を紹介している「掛け言葉」(ギャグ)だとは理解できません。読者が理解できなくても・・・なんて思っているならそれで良いのですが。
スポーツ紙にならって、おじんギャグで悦に入って自己満足してるようなら。行く末が案じられます。いや、批判しているのではありません。新聞の将来を案じているのです。もっと、若くてセンスのある人材が新聞社には溢れています。彼らが見出しを付ければ、新聞ももっと、変わるのにと思うだけです。・・・・Goto
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