秋の日は釣瓶落とし

明日から師走・・・反射材を身につけ、交通事故防止につなげたい
霜月も今日で終わり。明日からは師走です。一年の速さ、さしたる仕事もしていないのにと、苦笑いするしかないのですが。季節の巡りに嘘はありませんね。木枯らしが吹き、伊吹山も冠雪、街路樹の葉も落ち、野辺には煙が立ち、冬支度を急いでいます。
秋の日は釣瓶落としと申しますが、陽が落ちるのが早くなりました。16時半にはもう暗くなります。勿論、夜明けも遅くなり、毎日続ける早朝ウォーキング、出来るだけ明るくなってから出掛けるようにしていますが・・・6時前後では真っ暗です。
ウォーキングのファッションですが、私は白っぽいスポーツウエアで歩くようにしていますが。中には紺色や黒っぽいウエアで歩いている人も多く、先日、街角を曲がったところで、人が飛び出しぶつかりそうになって驚きました。その人の格好が黒づくめ。
歩いててぶつかりそうなんですから。車道を横断しようものなら、運転手が発見するのは容易ではありません。愛知県の話ですが、夜間(日の入りから日の出まで)車に跳ねられ死亡した歩行者は10月末までに38人だそうで、この時期の夕方が最も危険、さらに増えるのではと県警は警戒を呼びかけています。
交通事故ほど誰も得しないことはありません。健康管理中のウォーキングで怪我、死亡なんて詰まらないことはありません。愛知県警は車のライトが当たるとキラッと光る反射材を身に付けている歩行者の事故は極端に少ない。事故防止に反射材を取り付けて欲しいと啓蒙活動を実施しています。
名古屋学芸大学の学生に反射材を取り込んだ服をデザイン、ファッションショーを開催したり、名東署では「キラキラ温泉キャンペーン」と称して名東区のコンビニに反射材を身に付けて訪れると、入浴剤が貰える企画に取り組むなど反射材の普及に力を入れています。
ヘッドライトが下向きの場合、黒っぽい服の歩行者が見えるようになる距離は約25メートル。反射材をつけていれば約60メートル離れたところからも識別できるそうです。(朝日・11/24・朝刊)年末年始の繁忙期に入ります。運転も乱暴になる時期です。事故に巻き込まれないよう、老いも若きも反射材を身につけて師走を乗り切りたいものです。Goto

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