大相撲初場所に想う

人知れずの努力・・大関琴奨菊関の優勝を心より祝す。
自称相撲愛好家です。初場所の感想を述べます。
先ずは、大関・琴奨菊関の優勝、心よりお祝い申し上げます。
「辛い時、両親が壁になって支えてくれた、感謝しかない」・・素晴らしいコメント。
勝利の瞬間。観客席のお父さん。祖父の写真を持つ手で合唱。思わずもらい泣きです。
子供を相撲取りにした。随分悩みが・・ご家族の万感の思いが込められていました。
琴奨菊関は強くなりました。大横綱白鵬関がそう言いています。
本物ではないでしょうか。稽古熱心な伊勢ケ浜部屋が刺激になっているのでは。
ウェートトレーニングにメンタルケア。人知れず努力しているんですねぇ。
今場所を私なりに振り返って・・大相撲に興味のない人にはピンと来ないでしょうが。
日本出身力士が10年ぶりに優勝とNHKアナウンサーが叫ぶ。
事実なんですが。私には違和感があります。大相撲は国際化しています。
ラクビーの日本代表が国際化しているのと同じです。
いたずらに・・日本力士を強調する意味はないと思います。
国外から相撲界に入門するのも、福岡柳川から入門するのも同じです。
厳しい相撲界で、幕内最高成績を上げるのは、至難です。
そのことを評価すべきです。人知れず努力した力士が強くなるのです。
逆に、素材も人気も素晴らしいのに。人知れず、サボっている力士もいるようです。
相撲界は部屋の競い合いです。すべての責任は力士よりも親方にあります。
伊勢ケ浜に続いて、佐渡ケ嶽部屋が猛稽古の部屋になった証が琴奨菊関の優勝。
部屋を会社組織に見立てるとよくわかります。親方は社長です。
社長がボンクラなら、その会社が繁栄することはありません。
サボっている。いや、いい加減な稽古しかしない力士は部屋がそういう社風なんです。
甘い組織なんですね。尾車部屋もよくなりましたねぇ。真面目な力士が多いですよ。
嘉風、豪風関なんて稽古熱心で素晴らしい力士ですね。
苦言です。湊とか追手風部屋は無気力部屋でしょうね。どんな力士がいるか申しませんが。
来場所は、大阪場所です。琴奨菊関の綱取りですが。
私は大横綱白鵬関の気力と豪栄道関の大関陥落が気になります。Goto

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