新米記者

岐阜市唯一の全国ニュースです。もう少し勉強して記事を書いて下さいね。
別段・・・暇だからじゃないですよ。
朝日・読売・毎日・日経・・地元の中日と岐阜新聞・・
それに中部経済、MJ、そして一週間まとめて送られてくる石巻日日新聞・・を・
毎日めくっているのですから・・・その次いでに読み比べてみただけです・・
と、弁解するのは・・・・5/12・朝刊各紙に掲載された
夏の風物詩・・長良川の鵜飼開幕を告げる記事についてです。
我がふるさと岐阜市が・・全国ニュースになるのは・・年に一度、
鵜飼開きだけ・・淋しい限りですが・・
多分ですが・・・この記事は定番記事です。(確実に掲載される記事)
各紙とも新米記者が書いたのだろう・・と想像できます。
なぜなら・・勉強不足だからです。(勉強不足と新米記者は関係ないかな)
日経と毎日は・・鵜匠が操る鵜の数が正確にわかっていない。
毎日・・鵜匠がそれぞれに10〜12羽の鵜を手縄で操り・・・
日経・・6人の鵜匠が、それぞれに10羽前後の鵜を手縄で操り・・
一人の鵜匠が操る鵜の数は・・・12羽と決まっています。
おおよそ・・・何羽はありませんので・・鵜飼の基本です。
字数に制限があるから致し方ないのでしょうが・・
4紙ともですが、告知記事です・・鵜飼の開催日を・・
書かねばなりません。10月15日までとは書いてありますが・・
満月の日は開催されないと休日があることを書き加える・・・
重要なポイントが抜けます。
満月の日は月明かりが篝火の効果を弱め、鮎が鵜舟に集まってきません・・
だから、満月の日はお休み・・この情緒を織り込むのが記事の味です。
それから・・ここまで深く紹介して下さいとは申しませんが・・
鵜舟には鵜匠の他に船頭が二人乗ります。
一人は舟尾に、もう一人は中程で舟を操ります。(中乗り船頭といいます)
朝日記事では鵜匠が「ほうほう」と声を出しながらと書いてありますが間違いです。
「ほうほう」と声を掛け・・舟の縁を叩いて鵜を励ますのは中乗り船頭の役目です。
読売の記事はそつなくまとまっていますが・・・味も素っ気もないのが・・残念です。
新米記者諸氏どの・・
新聞の価値は、なんと言いてもコンテンツ。記事の中身です。
折角・・岐阜赴任したのです・・どうぞ、在任中、何処かで・・鵜飼の記事、
もう一度書いてみて下さい。その成長ぶりが見たいので・・新聞命のGoto

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