人間は愚かな生き物です。きな臭くなってきました。
終戦記念日です。昨年は戦後70周年で「戦争」の悲惨さを再認識する節目でしたが、
今年はメディアの露出度も少な目です。
正午には全国民が、先の戦争で犠牲になった人々悼み黙祷し、
「非戦」の誓いを新たにしたいものです。
人間とはどこまで、愚かなのでしょうか?
20世紀は「戦争の時代」と言われ・・・21世紀は平和な国際社会をと、
あれほど誓ったにも拘らず・・・やはり、21世紀も戦争の・・・
と思わざるを得ません。
中東の話ではありません。日本周辺の話です。
秋田県沖250キロにノドンが着弾。米軍も自衛隊も無警備。(そんなことはないと思いますが)
北朝鮮のミサイル発射兆候が事前に把握しづらいということで・・
破壊措置命令が常時化しました。
東京の市ヶ谷には迎撃ミサイルシステムPAC3が、
日本海にはイージス艦が配備されました。
次回、予告なしに北朝鮮が中距離ミサイル発射すれば迎撃すると思います。
そうなれば、緊張は一気に高まります。
今月に入ってから中国公船が大挙して、尖閣諸島周辺での領海侵犯が続いています。
外務省は中国大使を呼び出し・・・
「中国は日中関係を著しく悪化させようとしているのか」
「南シナ海同様、力で現状変更を図ろうとしているのか」と強く抗議。
この状態が続けば、海上自衛隊の出動も・・・そうなれば、一触即発。
中国が挑発を止めないのは南シナ海での仲裁裁判所判決の敗訴など
習政権の「失策」とする内部の不満分子を抑えるための狙いがある(読売)
との穿った見方もあるが、海洋強国を目指す規定の習路線と見るべきです。
ということは、尖閣諸島は中国の領土だと日本が言わない限り・・
いくら外交努力を重ねても中国の路線は変わらないってことです。
歴史の証明ですが、国境問題は戦争でしか解決しないのです。
きな臭なってきました。今最も必要なことはメディアがいたずらに煽らないことです。
8/10・人民日報かと紛う朝日新聞が社説で、外相が大使を呼んで抗議するのは当然だ。
問題をこじらしているのは中国だ。自らを責任ある大国だというなら、
それに相応しい行動を取れと、厳しく批判しました。
全うな批難だが、朝日が中国を批判するのは考えものです。
政府が冷静な対応をする機会を損なうことのなるのでは・・・
21世紀を戦争の時代に戻さないよう、8/15の意義は大きい。Goto
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