あたらしい服を、さがそう

頑張れベッキーさん。頑張れ出版社・・そして宝島社・・・
「青い山脈」ってご存知ですか?
古いですから、知らない方が増えたでしょうねぇ。
石坂洋次郎の旧制高校の男女の交際めぐる騒動を描いた小説です。
70年前、朝日新聞に掲載され、その後、何度も映画化されました。
藤山一郎、服部良一の作曲で、同名の歌がヒット・・
「古い上着よ・・・さようなら・・」のフレーズが・・「青い山脈」の肝です。
敗戦から、戦後。息苦しい時代から、自由を謳歌できる時代へ・・・
呪縛から解き放たれた青春・・・その象徴が「青い山脈」でした。
9/29付け、日経の朝刊(写真参照)・・ご覧になりましたか?
ページを捲り一瞬・・・何の広告か、誰かの色っぽい写真か、分かりませんでした。
新聞広告の特徴は手元で、じっくりと読ませる。考えさせるのが狙い。
それが、この見開き広告、女性が・・それも全裸(多分)で・・
コピーは「あたらしい服を、さがそう」で、他には「宝島社」とだけ。
うぅーむ・・・「凄い広告ではないですか」・・・
女性は「ベッキーさん」ですね。彼女のことはよく知りませんが。
「人を好き」になったばかりに、イメージが壊れたと・・
テレビ界、いや芸能界かな?を干され・・全てのCMからも姿を消し・・
なんでも、謹慎、蟄居を余儀なくされているとか・・…
その筋に疎い私としては、独身女性が誰と恋に落ちようが、結構なことだと思うのだが。
とんでもないバッシング・・・そんな彼女に「古い上着を脱ぎ捨て・・・」
頑張れ・・…人は「本を読めば」あたらしい服に出会える・・未来見えてきます。
そんな意図が滲む、宝島社・・・の心意気・・・素晴らしい広告です。
ベッキーさん・・・もうみそぎは終り。堂々と生きて下さい。
男なんて・・所詮は「変しい変しい私の変人」程度です。(青い山脈名場面)
世の中なんて・・ゲスの勘ぐりばかりです。
頑張れ「ベッキー」・・もっと頑張れ・・出版業界・・そして宝島社・・・Goto
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9/29日本経済新聞社

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