インバウンド2400万人

さて、日本中に観光地域を創る法人DMOが必要なのでは・・・
昨年の訪日外国人旅行客・・2403万人・・4年連続過去最高。
5年前に比べると4倍の急増となった。
観光立国を掲げ・・・歴代の内閣が、ビザ発給要件の緩和、免税制度の拡充など・・
緩和政策が功を奏した。
それに、東アジアの海外旅行熱が高まり、旅行先としての認知度が
世界的に高まったのが要因で前年比23%増、米欧豪も18%と伸びた。
消費総額も前年比7,8%増、3兆7476億円、年間で過去最高となった。
メディア的には、一人あたりの消費額が11,5%減になった・・
「爆買い」が失速したのが問題だと指摘するが・・
総数が増えれば消費額も前年と比例する見方・・
「訪日客の消費大幅減」(読売)は本質を見ていないのではないか。
3兆7476億円・・・とは、鉄鋼自動車部品の輸出総額と同規模です。
日本人の年間消費で換算すると観光客1人が15人分を賄ったことになります。
人口増とは申しませんが、160万人の消費人口が増えたことになります。
と考えると、メディアの「爆買い」減少に小売対策が・・・
などと惚けた記事では、ピンぼけも良い・・ところです。
観光産業が日本経済の大きな柱であること、本当に理解しているのか。
地方空港の整備、民泊を含めた宿泊制度など・・
政治は後追いではなく、先取りした施策を講じる必要があるのではないか。
自治体も、地方創生の切り札と理解して、
住民の啓蒙活動、地域の強み(観光資源・風土・風習・風味など)、
問題点などを総合的に判断し果敢に推し進める横断的な組織を創るべきです。
私は全国各地に、その地域を最も愛する人たちが組織されて、
観光地域を推進する法人を早急に創るべきだと思う。
それが国交省が進めるDMO(Destination Management Organization)です。
その中核を担うのは地域の広告会社の役目ではないかと思っています。Goto

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