Dear Girls

不都合な数字を是正するにはメディアの力が。
国際女性デーに男性が女性に敬意を表し・・花束を贈る国があるそうです。
イタリアでは、黄色いミモザの花を女性同士で贈る風習があると・・
(ミモザの花言葉は優雅・友情・秘密の恋だそうです・どれに該当するんでしょうか)
朝日新聞、女の子が自分らしく生きられる社会をめざす・・
「Dear Girls」企画を国際女性デーを機にスタート・・・
8日の紙面は一面から9面を使っての大特集・・・迫力満点の紙面です。
女性にまつわるこんな数字も掲載され、数字合わせで、
多少強引な感じもしないではありませんが・・面白いので。
3.4%・・・上場企業役員に占める女性の割合。(我が社は20%です)
46.9%・・・第1子出産を機に離職した女性の割合。(我が社はほぼゼロ%です)
21.4%・・・マタハラを受けた女性の割合。(我が社では監視組織があります)
461分・・・6歳未満の子を持つ妻の1日の家事・育児時間。(我が社ではイクメン休暇で)
73.0%・・・男性賃金を100とした場合の女性賃金。(我が社に格差ありません)
他にも、経済・政治・教育・健康格差ランキングで、日本は144か国中111位だとか。
お手伝いで料理をする小学校高学年の女の子47.4%。男の子29.0%だとか。
娘に4年制大学を望む母親66.9%で、息子の79.7%を下回るだとか。
女性差別、蔑視が社会の隅々に歴然と残るのが分かります。
国際女性デーは、1904年ニューヨークでの婦人参政権デモに始まり
1910年、国際社会主義者会議で「女性の政治的自由平等のために」戦う記念日が。
1975年・2010年と国連で決議され・日本でも1927年から活動がスタートした・・
そんな歴史を持っています。
この100年、女性解放の歴史は徐々にではあるが進んでいると見るのか。
それとも遅々として進まないと考えるのかは、国によっても違い難しい。
昨今の日本。女性が活躍できる社会をと政府が音頭をとり・・活発だが・・
その根底に少子高齢化、労働人口の減少が背景にあり・・・
女性を労働現場に引っ張りだしたいとの意図があるとすれば、
それを逆手に取ってでも、不都合な数字を是正する迫力が女性の側にも欲しい。
それをバックアップするのが、メディアの役割ではと思う。
朝日の「Dear Girls」企画の継続に期待したい。Goto

コメント