雑誌に異変が。

男性雑誌を女性が。ファッションを追うより「暮らしを楽しむ」女性が。
やっぱり温暖化なのかなぁ。
この地方でもお彼岸を過ぎて急に春めいてきました。
例年ですと、ソメイヨシノが満開になるのは、4月の上旬・・ですが。
この一両日、いよいよ満開・・・なんて便りが。温暖化の影響?
2016年、出版業界では41年ぶりに異変が。
雑誌の販売額が前年比で5.9%減の7339億円で、書籍を下回りました。
雑誌が売れなくなった証左ですが。
それ以上に書籍の落ち込みより落ち込んだ結果で、業界では衝撃が・・・
低迷する雑誌ですが。善戦する雑誌にはこんな異変が。
業界最大手、講談社。書籍1.5%減、コミック10.8%減とふるわなかったが、
雑誌が2%と健闘。その理由が・・・男性誌だと言われている・・週刊現代やフライデー。
手に取るのをためらう女性が多いのですが「dマガジジン」などの
電子雑誌読み放題サービスを切っ掛けに「女性の読者が増える」異変が。
スクープや医療系の特集記事に女性が関心を示す時代なんですね。
雑誌と言えば・・・宝島社。
各社が電子書籍にシフトする中、紙媒体に拘っている。
16年下期。ファッション雑誌部数ランキングで上位5誌中、4誌を占める。
特に「リンネル」は昨対で増加率43%と脅威の伸びを示した。
理由は、年齢を問わず、最先端のファッションや化粧を追わず、
住まいや暮らし方に重点を置く・・「暮らし系」女子ネーミングとして、
新たなジャンルを切り開いた編集方針が功を奏しているのではと分析されている。
ライフスタイル雑誌「大人のおしゃれ手帖」と共同で去年開いたイベントには
1万6千人が集った。暮らし系女子が好みそうなナチュラル服やパン屋を紹介、
雑誌の世界観を体感させて雑誌の売上に貢献した。新しい試みが売上に直結。
さすがに、宝島社だと感嘆するのだが。
紙媒体とネットのコラボで新たな読者を掘り起こした講談社に、
紙媒体はダメだと言う声に、何糞と抗う宝島社の気概に敬意を表したい。
雑誌不況でも異変を作りだす工夫があれば・・・Goto

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