モネの池

雨に打たれるスイレンに紫陽花、そして天然鮎を楽しんでは・・・
それはそれは、綺麗な(透明な)水なんです。
岐阜県関市板取・・・根道神社の境内にある池のこと。
白山信仰の霊山・高賀山からの湧き水です。
「せっかく水の綺麗な池なのに、何もないのは寂しい」と、40年ほど前から
地域の人たちが協力、スイレンやコウホネを植え、池の周囲の草を刈り取り、
たまたま自宅で飼えなくなったニシキゴイを池に放ったり・・・
そんな偶然が積み重なって・・・モネの連作「睡蓮」を思わせる池に。
一昨年ごろから、ブログやツイッター、SNSを通じて「モネの池」と評判に。
昨今では連日数千人の見物客が押し寄せ・・・名もなき池が一躍、話題に。
その「モネの池」の魅力を・・・関市で発行する地域みっちゃく生活情報誌・・・
「きらら」(関・美濃市・73,200部・全戸配布)の巻頭で特集した。
(写真参照・関市出身の写真家・大野隆雄さん撮影)
その結果、地元の読者がびっくり。「こんな近くに・・知らなかった」・・
「灯台下暗し」・・・地域の人が訪れ、新たに観光資源としての見直しが。
「モネの池」・・・水が綺麗で、湧き水、水温が一定なので、
夏に咲くコウホネが枯れにくく、色の美しい変化が長く楽しめ、
スイレンの花の咲く姿が5月下旬から10月に掛けて見られ・・
この6月の中旬から1ヶ月ほどが特に綺麗です。
もともと板取は紫陽花の名所、近所に紫陽花寺と名高い三光寺もある。
梅雨に・・・雨に打たれる「モネの池」でスイレンを愛で紫陽花と戯れる。
なんとも文学的ではないか。ぜひ、あなたも岐阜県関市で「モネ」を味わっては。
そうそう・・・「モネの池」綺麗な水は長良川へと注ぐ・・
やや川下の関市洞戸では、ヤナ漁で獲れた天然の鮎を食べさせてくれる。
花には団子・・・・長良川の鮎もご賞味あれ。Goto
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