医療費1100億円削減

世の中にゴミなど一つもない・・・リサイクル時代です。
趣味のゴルフ。如何にも日本的なのがゴルフ場のお風呂です。
海外では、日本式を真似た韓国のゴルフ場以外は風呂はありません。
メンバーシップのゴルフ場なら、ラウンド後、ラウンジでメンバーらが語らい・・
食前酒でも舐めて解散。お風呂に入るなんてことはありません。
風呂文化の話ではありません。
ゴルフ場のみならず、ホテルの浴室でも旅館でも・・大概洗面所には、
髭剃りが備えてあります。あれって、一度使ったら捨てますが勿体無いと思いませんか。
以前ですが、私のホームグランド、岐阜関CCの風呂では、
カミソリ、よろしかったらお持ち帰り下さい・・とありました。(今は表示ありませんが)
性能と申しますか、機能的に使い捨てるのは・・如何にも勿体無い。
その表示に感動したものですが。安全カミソリの使い回しなんて、不衛生。
感染症にでも・・・との批判がありますが、自分が使ったモノを自分で。
なんの問題もないと思うのですが。
日本の医療費。16年度・・・41兆3千億円です。
人口は1億2千万人です。一人あたり・・・天文学的数字だと思いませんか。
これが、高齢化と相俟って年々増え続けるのです。
医療費抑制は国家的な課題です。政府だけに任せるのはおかしいと思いませんか。
新制度の創設と医療機関のちょっとした努力で改善が見られるのですから。
「単回使用医療機器」ってご存知ですよねぇ。
医療機関で一度使ったら、使い捨てる機器です。
この使用済使い捨て医療機器をリサイクルさせて再販する新制度を厚労省が検討。
単回使用医療機器市場は約1兆5000億円を占めているそうです。(日経11/20)
分解洗浄したリサイクル品を安く販売する。
それだけで1100億円規模の削減が可能だと。
新制度では厚労省審査を受けた後、企業がリサイクル品の事業を行うことができる。
企業は医療機関から使用済の機器を回収。適切に分解、洗浄部品交換、
殺菌をしたリサイクル品を医療機関に出荷できる。そんな制度です。
昨今は、ジェネリック薬など浸透しています。
リサイクル医療機器も医療費と連動させれば、普及も早いのではないでしょうか。
それには国民の中に勿体無い思想が定着することと、医療関係者の理解が必要です。
それと、大量生産、大量消費の使い捨ての時代はもう終わりです。
「この世にゴミなど一つもない」そんな時代が始まったことを自覚したいものです。
ゴルフ場の風呂も必要ないかなぁ・・・・運動での汗、ひと風呂浴びて、
グビッと呑むビールは堪えられないのですが・・・・Goto

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