前倒し・・・どこまで。

ランドセル商戦に、商魂の逞しさと、次なる商品は何だろうと思う。
娘の娘、今年ピカピカの小学一年生。
仄聞するところ、学校が楽しくて仕方がないらしい。
大きなランドセルを背負って、開門が待ち遠しいほど、早く登校するそうな。
いっぱい友だちを作り、いっぱい遊び、いっぱい勉強して欲しいと願う。
まだ、新一年生が学校に行くようになって、二週間ほどですが・・・
もう、来春、小学1年生用のランドセル商戦が始まった・・・
商魂逞しいのか、それとも、祖父母の懐を狙って煽るのか。
昨年は4月に開設していた売り場を名古屋JR高島屋は3月に設けた。
限定商品(9万5040円)、リボンが付け替えられる牛革製に
もはや、予約は入っていると。
誰がそんなに早く・・・もちろん、祖父母が。
金融機関の総合研究所が実施した調査、東海地方に住むシニア、
孫への支出目的がもっとも多かったのは「入学・卒業祝い」(平均16万6千円)
2位は「学費・学用品」(14万6千円)だとか。
ランドセルは祖父母の財布を見込んだ典型的な商品。
高島屋曰く、昨年のピークは6月中旬だったが、今年は大型連休中と、
5月末から6月中旬がピークになるとのこと。
もちろん、他のデパート、スーパーも新作の品揃えで手ぐすね引いて待つ。
少子化で子供の数が減少。故に商戦は激しさが増すのだろうが。
それにしても、早い。
ひと昔前になるが、アパレルの業界は、夏に冬物を作っていたのが、
夏に来春を、更に加熱して、夏に来夏の流行を追い始めた。
そのうち、季節の概念がなくなり、夏には冬物、冬には夏物を作るところに、
落ち着いが、果たしてランドセル商戦はどうなるのか・・・
孫の新入学が、いつだったかわからなくなった祖父母が・・・
一年前倒して予約するようなことが起こるのではないか。
そんなことを思いながら、ピカピカの一年生の元気話に目を細めている。Goto

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