「良い」ジャーナリズムって、調査報道と検証報道?
さすがに朝日新聞と若干、皮肉を込めて紹介したい・・・
オピニオンのページに原則第3水曜に掲載される「メディア私評」(5/16付)・・
新聞6紙に目を通すのを日課とする私ですが・・・読みましたが難しい内容でした。
こんな書き出しです。
インターネット上には既存のメディアへの不満や不信、そして批判が溢れている。
それは現代社会のキーワードのひとつになっている。
(既存とは言ってません。ジャーナリズムやニューメディアと言ってますが)
彼らはソーシャルメディアの中で「評論家」となり・・ジャーナリズムを
格好の批判対象としている。だが、報道の裏や意図を積極的に読み解こうとする姿勢と、
ジャーナリズムの意義に対する無関心やシニシズムが奇妙に同居している・・・
私は匿名でのネット上の批判には・・例え真っ当な意見であっても懐疑的です。
傾向を分析する価値はありますが・・・
この私評の難解なところは・・・彼らには「どのようなジャーナリズムが
「良い」ものなのかが分かっていない」良いジャーナリズムを適切に評価する文化が
育たない状況ではジャーナリズムの努力でシニシズムや無関心の広がりに
歯止めを掛けることができない・・・
「良い」ジャーナリズムとは・・・(そんなものがあるのでしょうか?)調査報道である。
調査とはまだ知られていない出来事や争点を掘り起こし明るみにだす
ジャーナリズム手法である。調査報道は「勧善懲悪」のストーリーとして理解しやすい、
調査報道を「良い」ジャーナリズムの典型と評価する文化を広めるべき。
他にも「良い」ジャーナリズムがある。「検証報道」である。
過去の自社の報道や他社の報道を分析する「検証報道」は良いジャーナリズムである。
(良いとか悪いとかではない。そのような報道手法があるという話です)
最後に・・・デジタル化が進展する現代社会において、ニュース文化について
改めて理解を求める必要がある。(ネット上でメディアを批判する彼らになんでしょうか?
私にはそんな必要など全くないと思うのですが)
小欄では、これからニュース文化の現状について多角的に検討して行きたい・・と結ぶ。
カッコ内は私のブツブツですが・・・
私には難解というよりも全く何が言いたいのか理解不能な内容です。
それがです。この難解な私評が・・・えっ・・まだ続くのだそうです。
(朝日的なんでしょうか?)
シニシズムって知りませんでしたが、
道徳や習慣などを無視し万事に冷笑的に振る舞う態度・・をいうのだそうです。
私的には、この「メディア私評」こそがシニシズムではと思うのですが・・・Goto
コメント