豪雨に思う

大自然は人間にとって恵みですが、人間など相手にはしていない。
岐阜県がこの豪雨で有名になりました。
全国の仲間から心配のメールを頂き恐縮しています。
ご心配お掛けしました。大丈夫です。みんな元気です。
岐阜は、本来比較的自然災害が少ないエリアです。
こんな・・・梅雨前線が日本列島に停滞、その中心線の一角に
岐阜県が位置するなんて、岐阜で生まれ育った私の経験では初めてです。
いや、正確な気象情報なんて、まだ五十数年の話、太古より押し測れば、僅か・・
統計とか数値化する以前にはこんなことは例年の出来事だったのかも知れませんね。
私の子どもの頃を思い浮かべても、集中豪雨で川が決壊して、
梅雨が明ける・・なんて毎年の話でした。
私的には岐阜県内の豪雨情報、大きな問題になりましたが、
山が崩れるのは致し方ないと思います。
昔から、川からは離れて住め。山からはその高さの倍は離れて
家を建てろと、この地方では言っていました。
でも、今度の豪雨は、そんな教訓を遥かに超えています。
それ以上に降ったのです。自然の猛威には予測ができません。
人間は、大自然の力には抗うことはできないのです。
それを誰かのせいにするのは間違いです。
政治も行政も、地域社会も必死で対応したのです。
警察も消防も自治団体も自衛隊も必死で命を守ってくれました。
私は被害にあった方々に心よりお見舞いを申し上げますが、
それ以上に、危ない場所に暮らさざるを得ないこの国の風土が問題だと思います。
そのことをよく検討しようではありませんか、
山際に住めば、必ず豪雨に脅かされます。
川のほとりに住めば、川が襲ってきます。
大自然は最高の恵みですが、人間など相手にはしていません。
そのことを抜きにこの国に暮らしてはいけないと思います。
昨日の雨空が嘘のような青空が広がっています。
梅雨が明けました。梅雨明け三日が一年で一番暑いです。
ご自愛くださいね。Goto

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