熱中症対策

直ちに・・・小中学校に、エアコンを設置せよ。
愛知県豊田市の梅坪小学校・・・例年恒例、一年生の校外学習「虫捕り」に
朝10時過ぎ・・112名が1キロ離れた公園へ・・・・気温32度。
目的地11時着、33.4度・・気象庁はこの地方に「高温注意報」をだし・・
熱中症対策を呼び掛ける。
学校に戻ると、男児に熱中症の症状が現れ、病院に搬送したが、死亡。
他にも女児3人が不調を訴え、1人は嘔吐で入院した。
その日、教室の温度は37度に達する。扇風機4台は回転するが冷房はなし。
校長「これまでこの時季の校外学習では大きな問題は起きていなかった」と、
異常な暑さが続くことに「正常性バイアス」が働き危機感がなかったことを認めた。
正常性バイアスとは「異常事態」が起きても「たいしたことではない」と
過小評価して平静を保とうとする心の働きのこと。
高温注意報が頻繁に発せられる異常な気象状況。
気象庁は「命を守る対策を」と呼び掛ける。
取分け熱中症対策には、水分補給を怠るな。冷房の効いた部屋で・・と、
「子どもに諭すように」細かな注意を喚起する。
メディアも、連日、ニュースで熱中症搬送者が激増を伝え、注意を促しいる。
私は思うのです。熱中症予防への注意は高齢者への呼び掛けになってはいないかと。
現実は高齢者も若者も子どももないのだが・・高校野球観戦での熱中症搬送は高校生です。
何事にも「ガイドライン」を設け、厳しく対応する文科省であり、教育委員会であり、
地方自治体ではないか。対策よりも異常気象の方が先だったとは言わせない。
高温注意報は昨日今日のことではない。5年以上前から毎年発令されいる。
少なくとも、男児の不幸な事故のあった日、教室の気温は37度。
全国の・・とは申しませんが、愛知県の公立中小学校のエアコン設置率は
27.8%・・・梅坪小学校も無設置。親からは何度も要請があったとも・・・
「教室でのエアコンは子どもを熱中症から守るための最低限の施設整備」
実態調査ではエアコンが設置されている自治体とない自治体は明確に別れている。
非常に不公平だといえないか。
補助を増やすなど、国の責任で一気呵成に取り組むべきではないか。
予算が・・・などと言う政治家は一人もいないハズ。なぜ早急に対策が講じられないのか。
原因は二つある。教室に冷暖房など・・と宣う、首長を選んでいる住民に。
もう一つはやっぱり、文科省の怠慢に責任があるのではと思うのだが・・Goto

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