働くことでお互い支え合って生きている。13歳中学生。
成人式も何となく、いつもの調子で終わりました。
選挙権が18歳から、成人は18歳に引き下げるべき、そんな声が大きくなっています。
酒もタバコも18歳からで良いってことですかねぇ。
私の持論ですが。大人とは働くことが「生きること」だと覚悟ができている人です。
仕事がつまらないとか、仕事が自分にマッチしていないとか、
同僚との人間関係が上手くいかないとか、仕事よりも他に趣味があるとか。
今の時代です。個人が仕事に身を入れ無くても、なんとなく惰性で働くことができますが。
それでは、人生が中途半端になってしまいます。
朝日新聞が「若い世代」というコーナーで、「働くって」とのテーマで、
中高生の考え方を掲載しました。彼らが、昨今の世相である働くことが
「悪」であるとする「働き方改革」に染まっていないことにいたく感動しています。
「働くことの価値」と真摯に向き合っていること、それを朝日新聞が
正面から受け止めていることに敬意を表します。
15歳の高校生。小学校の頃、いろんな職業に憧れていた。大人は「いいね頑張れ」って
応援してくれた。中学、高校に進んだ途端、「その職業では収入が安定しないとか、
安定した職に就くのが幸せだと、私を思ってアドバイスしてくれるが、違和感を覚える。
その仕事が大好きな人からしたら、一番幸せを感じるのではないか。
どんな職業でも、如何にたいへんでも自分が一番やる気がでて、大好きな職につきたい」
16歳の高校生。不登校だった中学時代がある。暇な時間に何度も寂しい思いをした。
手相占いで「あなたは90歳まで働く」と言われた。我々の時代には年金受給年齢が更にあがる。
自分は90歳になっても、忙しく「誰かのために」働く生活を送りたい。
13歳の中学生。働く理由なんて何でもいい。働くこと自体が大切。
働くことは一人ではできない。多かれ少なかれ人との関わりがあって成り立つ。
生きることも同じ。今日食べたもの、生活している家、着ている服、それらは誰かの
「働く」によってそこにある。みんなが働くのをやめたら、きっと全員の「生きる」も
成り立たなくなる。
働くことで、人はお互い支えあって生きているのではないか。
誰かに「生きる」を支えてもらっている以上、自分も「働く」のが責務であると思う。
もちろん、大人になって働き始めたら嫌になることもあるかもしれない。
けれど何か意味を見つければきっと働き続けられる。
この文章が綺麗事にならないよう、私は働こうと思う。
13歳って、中学一年生です。
彼女の「みんなが働くのをやめたら」誰も生きていけない……
「働くって」理屈じゃない。「働くことは生きること」と覚悟しています。
誰だ、「働くな、働くな」と変な風潮を振りまくのは、
中学1年生に恥ずかしくないか。Goto
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