夕刊8日間、休刊。

10連休は色んなことを気付かせてくれます。
休み疲れって、ありませんか。会社は組織で動いています。
いくら力んで「俺は仕事する」と叫んでも、「周りが休んでいては仕事にならない」
だから、休むしかないのですが、これだけ休日が続くと結構疲れませんか。
「えっ。何言ってるのか。今日も含め、後三日しか連休はないのだぞ」
「10連休なんてあっと言う間。欧州では1ヶ月休むなんてザラだ」と、
嘯く声も聞こえますが「休み癖って」簡単に身に付きますから、怖いですよ。
新聞の話ですが。我が社が発行するハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌は
月に一度発行する月刊誌です。ですから、休みが続いても一ヶ月間を効率よく回せば、
定期発行に支障はありませんが……日刊の新聞はそうは行きません。
日々発行するのは大変なことです。私は毎朝ポストに新聞が届くことに感動しています。
ましてや、10連休にも休むことなく朝夕刊が配達されることに。
如何にそれが、新聞の使命とは申せ、敬服致します。
取分け、販売店、配達員の方には。(人手不足が極まっているようですが)感謝です。
そう思っているのですが。さすがにこの10連休、そうはいかないようでした。
4/30、5/1を除いて、4/27から5/6まで夕刊は8日間休刊です。
朝日は4/26付の社告で「30、5/1の夕刊発行します」「あす27日からの10連休の間
30、1日は夕刊を発行します。4/27から29、5/2から6日は夕刊を休ませていただき、
7日から再開します」と休刊のお知らせを打ちました。
この「社告」で、二つのことを思います。
1、月極めで新聞を購読して料金を支払っているのです。8日間分の夕刊休刊分は
読者の泣き寝入りですか。「休ませていただきます」で済みますか。
であれば、その使命からして、デジタル版でご覧下さいということにはならないのですか。
2、夕刊が配達されないことに、違和感を持つ読者がどれだけいると分析しますか。
その分析すら怠るようなら、新聞の必要性は如何にも希薄だと思いませんか。
もしも 8日間、夕刊を休刊しても、なんの影響もないとしたら。
夕刊発行に何の意味があるのでしょうか。ボチボチ、夕刊不要論が本格的に
なるのではないでしょうか。
10連休は色んなことを気づかせてくれます。
「休み癖」がいちばん怖いですが、夕刊を発行している全日刊紙が横並びで、
夕刊を休刊するなら、夕刊の無用に拍車が掛かるのも連休の副作用かも知れません。Goto

コメント

  1. 日紫喜 より:

    松下幸之助さんが最初なんですね。初めて知りました。
    「一日休養、一日研鑽」とは間違いないですね。
    ただ、土日とも子供の相手で体はなかなか休まりませんが(笑)
    心の休養にはなりますけどね。
    妻の名前が「令和」の令という文字が入っており、我が家は、令和時代は飽きることなく、繁栄できそうな気がします。

  2. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    大型連休、観光地、行楽地はどこも大賑わいだったようです。日本人も休日の過ごし方をもっと有効にできればと思います。
    週休二日制を唱えたのは、松下幸之助、「一日休養、一日研鑽」せよと。さすがです。
    Goto

  3. 日紫喜 より:

    こんにちは。
    10連休について面白い見解ですね。
    私も、家族を持ち、10日間をどのように過ごすかある程度考えて予定を立てましたが、私には少し長すぎるようです。例年通りに、間に出勤するからこそ、後半の連休の楽しみありがたみがあるんだと思いますね((笑)
    ただ、どこへ行ってもほとんどのサービス業は休みなく、稼ぎ時として働いています。
    そのおかげで、楽しめる環境があると思うと、本当にありがたいです。
    夕刊の必要性については、難しい難題ですね。そもそもわたくしは新聞自体を紙の購読から6年前にWEB新聞に切り替えました。
    それでも、会社や喫茶店などでは紙の新聞を読んだりします。
    しかし、家にい届かなくなっても、そんなに違和感はありませんでした。
    必要な時、欲しい情報が自動で配信されてくる現在、それ以上の情報はふとした暇な時間にサイトを開いて見えてくる程度ですね。
    しかし、毎月4,000円の72か月分と考えると288,000円も得した気分になります。
    活字ももちろん必要であると思いますが、毎日、全部のぺージはやはりなかなか読むことはできないので、欲しい情報を取りに行く今のスタイルが私にはあっており、違和感がないのだと思います。
    それこそ、特集のある専門誌や経済紙は購入して読んだりすることが多いですね。
    新幹線や、子供の待ち時間など。
    時代は変わってきていますが、雑誌や新聞にしかできないような発信も必ずあるのだと思いますよ。