朝日新聞は、東京五輪には反対でラクビーW杯には賛成、意味がわからない。
ラクビーのW杯、後20日あまりで開催されます。
私はサッカーにもラクビーにも疎いので、やや興味薄ですが、
そこはそこ、広告屋です。好奇心なくしては「本懐」ではない。
ルールブック片手に、男の肉弾戦を楽しもうと思っています。
私が単純だから思うのかも知れませんが、天下の朝日新聞って、
東京五輪には「あれだけ反対」なのに、同じ国際大会の「ラクビーW杯」には
なぜ、賛成なんでしょうか。社説から引用します。
東京五輪が復興五輪はまやかしというが、ラクビーのW杯、12会場の一つに
岩手県釜石市で、東日本大震災の津波で全壊した学校の跡地に競技場が
建てられ開催されることには……国や地域を超えて、鎮魂と復興への思いを
共有する場となることを願うと…ものすごく熱い(社説)
東京五輪のメーン会場、国立競技場の建設には「費用が高すぎる」、
もちろん、その他の施設にも「金がかかり過ぎる」と批判の嵐だったのが、
ラクビーではそんな話はとんと聞かない。ラクビーやサッカーのW杯よりも
五輪の方が国民の関心が高いのに、この差がどこにあるのでしょうか。
更には、ラクビーのW杯では計1万3千人のボランティアが迎える。
東京五輪への参加意欲をもつ人も少なくない。経験を積んで、それを来年に生かせと絶賛し、
運営する側は現場の声や指摘、提案に耳を傾け、東京五輪の組織委員会や「都」につなげろ、
そんな連環を期待する、となんとまあ、上から目線です。
「都」につなげろ……って。意味がわからない。
少なくとも朝日がとは言わないが、東京五輪の1年前には国立競技場を完成させ
「プレイベント」にラクビーW杯をやろうとの国の計画をぶっ潰したのは、
朝日を中心とする五輪反対のメディアだったのではないでしょうか。
現金なものだと言いたいのだが、
社説の結びが「ラクビーW杯は出場選手に国籍要件はない。
日本代表にも外国の出身者多い。異なる背景を持つ人々が、尊重しあい、
意思をつなぎ目標に向かう。多様化する日本社会を先取りし、
貴重なヒントを与えてくれる大会である」と、ラクビーW杯への
ベタ褒めです。気持ちが悪くないですか。
だって、五輪はラクビーよりも、国際交流が圧倒的に多いのですよ、
それにはどこまでも反対で、ラクビーは賛成。理解不能です。
スポーツは良いですよ、それも真剣勝負の大会は。
東京五輪に反対と言う朝日こそが、スポーツを政治利用しているのでは?Goto
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