夏越の祓

今日は一年の折り返し点です。
2020年・今日は折り返しです。東京五輪イヤーですと賑々しくスタートしたのに。
年明け早々に中国武漢で、変なウイルスが・・・2月・横浜に豪華客船プリンス号が、
どうもそのウイルスに感染した乗客が・・・・厚労省が「バタバタ」し始め・・
で、2月末。安倍首相が「全国一律に学校の休校」を指示して。
3月上旬から学校が休みとなり・・・一気に「コロナ騒動へ」と。
4月には東京五輪が1年間延期され、緊急事態宣言が発令。
医療崩壊だ自粛だと上へ下への大騒ぎ・・5月に緊急事態、更に1ヶ月の延期、
6月には「人の動きを止めて」は経済が死んでしまうと解除され。
この半年の激動って、済んでしまえば、あっと言う間ですが。
いや、まだコロナ騒動の第2・3波が来ると警戒を怠るなと緊張感がありますが。
「目に見えないウイルス」の恐怖とは、かくも見事に社会の価値観を変えてしまうものか。
人間社会とは脆いものだと驚くのですが。
兎にも角にも、半年過ぎました。
昔の人はと申し上げるべきなのか。日本という国の持つ独特の風俗・習慣からか
それとも先人の知恵なのか、度重なる自然災害や、災厄に襲われてきた民衆の思いなのか。
今日は神事「夏越の祓」です。
新年から半年間、様々に積み重なった罪・穢れや人身に降りかかった災厄を
祓い清め・・年末までの残り半年、無病息災で暮らせますようにと願う「夏越の祓」です。
神社の境内にイネ科の茅を束ね「茅の輪」を設け、そこを潜り抜け心身を清めます。
最近は半年を振り返り心身を整えて、気持ちを新たにし夏バテも防止しようと
「夏越ごはん」を食べる風習も根付いているようです。
具にミョウガ・ゴーヤ・オクラなど夏野菜をふんだんに加えた「かき揚げ丼」のことです。
まだ、街の飲食店では流行っていないようですが。「夏越ごはん」、受けそうですね。
古くからは6月「水無月」に倣って、「水無月」と名付けられた和菓子を食べます。
砂糖と餅粉で作った白ういろうの上に・・魔を祓う力を持つ小豆を乗せた和菓子です。
暑気を祓う氷のかけらを模し三角の形をしています。
なかなか凝った和菓子ですが、清涼感もあります。
ということで。今日6月30日は「夏越の祓」
コロナ・コロナですが、コロナに負けてたまるか・・・
今年の後半気合いを入れて参りましょう。Goto

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