沖縄「慰霊の日」に思う。

米国大統領選・衆院解散総選挙の動きに注視したいです。
米国の元要人の暴露本には興味がないのですが・・・
報道ベースでしかありませんが、どうも、大統領選の雲行きが怪しくなってきました。
所詮は74歳と77歳、高齢リーダーを決める争いです。
反対側に転んでも・・・頭の構造はさして変わらないのではと思うのですが。
米国の従属国といわれる日本です。大統領が変われば、安倍政権ってわけには・・・
国会が閉会して・・俄かに解散風が吹き始めました。
コロナ禍との見合いでしょうが、最近、急に元気になった安倍首相。
大統領選までに解散して、来年9月までの自民党総裁任期で憲法改正に踏み込むのか。
それとも与党現有勢力プラス維新の会で、解散なしで憲法改正に道筋をつけるのか。
憲法改正を政治使命だと本気で思っているならば、選択肢はいくつもありませんが、
やるしかないと考えるのが妥当です。
23日・沖縄では・・・戦後75年の「慰霊の日」を迎えました。
沖縄は、その前日に嘉手納基地で火事があり。辺野古では地盤の関係だそうですが、
基地建設が更に延長され、コロナ禍で観光産業に大打撃。米兵の犯罪はあとを絶たず、
地位協定の見直しはお題目のみ。先の戦争は風化するばかりですが、戦後75年、
沖縄問題は何も解決していません。
憲法を改正するということは、9条に手を付けるってことです。
沖縄問題を放置したまま、改正の議論をしてはいけないと思います。
そうです。沖縄は戦争で本土防衛の「捨て石」になったのです。
だから兵隊と市民を含め20万人も亡くなりました。戦後も27年間、米軍の施政権下に置かれ、
理不尽な用地買収や事件事故に苦しんできました。
9条を変えるってことは、自分の国は自分で守るってこと。
同盟を維持しながら国防を考えるってことです。
沖縄の米軍基地を撤退させるなら、本土に移すか、国防費を増やして
地政学上必要な沖縄に自衛隊基地を増やすことになります。
そこまで、腹を括って憲法を改正するのか。
沖縄「慰霊の日」・・・75年前の悲劇に思いを馳せるならば・・
大統領選、総選挙が重要な節目です。
戦争反対・平和憲法堅持だけでは、何の解決もできないことを知るべきです。Goto

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