10年後には日本でも政治の中心課題になります。
ベーシックインカムってご存知ですか。
イギリスのサッカー選手・ベッカムではありませんよ。
全ての国民が生活に困らないだけの一定額を受け取る「最低限所得保障」のことです。
どう思いますか。
コロナ禍は一瞬にして経済を破壊しました。
日本では経った数ヶ月でGDPが28%(年率換算)も減少。
政府が給付金や貸付保証をして何とか下支えをして凌いでいる状態です。
日本だけではありません。アメリカでは35%減、欧州でも30%を超え、
世界中が、瀕死の状態に追い込まれています。
巷には失業者が溢れ、世界恐慌の様相を呈しています。
そんな状況下ですが。いや、だからなのでしょう。
政治も経済も質・量とも安定した国だと、誰もが認めるドイツで
究極の貧困対策・格差の是正だといわれる新しい社会実験が始まりました。
それが、ベーシックインカムです。
1ヶ月1200ユーロ(約15万円)を3年間、無条件で差し上げます。
実験を主導するのはシンクタンク・ドイツ経済研究所などで、
ドイツ在住の18歳以上を対象に被験者の募集を開始。
希望者は受付から70時間で100万人に達した。
現金給付を受ける120人と給付なしの比較対象となる1380人とを選別して
2021年春から実験をスタートさせる。財源は寄付で賄うとのこと。
被験者の労働状況や時間の使い方を調査して、給付が労働意欲や精神面に与える影響を調べる。
将来は人工知能が人間の労働力を吸収する時代がきます。
仕事が奪われる可能性も指摘されています。
ベーシックインカムは貧困対策として関心が高まっています。
コロナ禍でローマ教皇や国連開発計画が呼び掛けたことで現実味を帯びてきました。
世界的にはスイスが実験を行い、16年に国民投票に掛けたが、
「労働意欲の喪失」につながると7割以上の反対で否決。
フィンランド政府が17年から2年間、無作為に選んだ25〜58歳の失業者200人に
月額560ユーロ(約7万円)を配る実験を行なったが雇用の変化には及ばなかったが、
失業者を対象に絞ったことが影響したと分析されています。
ドイツの実験がどんな結果を齎すのか、注目したいところです。
日本では、全国民に定額を配るなんて、財源はどうする。社会保障制度はどうなる。
労働意欲は・・・などなど、批判が続出して議論にもなっていませんが。
でもです。コロナ禍で10万円を全国民に給付しました。
ある意味ではベーシックインカムです。このことによってどんな変化が起こったのか、
政府に落ち着いて検証する機関がないのが残念です。
私は敢えて申しあげたい。
後、10年後にはDX化が社会の主流となり、AIが労働の中心に位置します。
その際、ベーシックインカムが政治の中心議題となって議論されていることは
間違いありません。そのための実験を日本でもスタートする時期ではないでしょうか。Goto
ベーシックインカム

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