不妊治療の保険適用は子供を産み育てる困難な社会を助長するのか?
「みんなやると言ったことをやらない。自分はやると言ったことをやる総理になりたい」
政治家にとっては、有言実行ほど難しいことはない。
なぜなら、やらなくても誰も咎めないし、簡単にはできないことを言っているからです。
この国は甘えの構造にあります。困ったと泣けば誰かが助けてくれます。
子どもが泣けば親は子どもの思い通りにします。努力など何もしなくても
弱者だと訴えればマスコミが騒ぎ、政府が助けてくれます。それが日本です。
ですから、この国は頑張る人よりも頑張らない人が救われます。
地縁も血縁もない。もちろん、金もなければ看板もない。
組織もないのですから自分の力で人脈を築き、自分の足で票を稼ぐ、
それしか選挙で当選する道はない。秋田の田舎から横浜を選挙区に
8回の当選を重ねるには、尋常なやり方で勝てるわけがない。
そんな男が首相の座を掴んだのです。憲政史上まれにみる快挙だと思ったのでしょうか。
我が愛する偏見と自虐主義に徹し、エセインテリの機関紙と
成り下がっている朝日新聞が「菅義偉首相とは何者か」と特集を組みました。
読んでみました。そりゃ、見事な批判記事です。
一読すると如何にも「お涙頂戴の宰相に期待する」かのような書き方ですが。
汚い手法で、読む人に「菅はなんていい加減な奴だ」と思わせています。
どこが汚いのか。まず、女性の編集員が書いたようになっています。
書いたのでしょう。でも書いたようにです。文体の端々に意図的に作為が篭っています。
例えば、非凡でマメさに加え力への揺るぎなさが特徴だと持ち上げながら、
権力を使っての人事差配が危ういと「政策を実現するには反対する人は官僚でも・・」
と言ったことなどがちゃんと、朝日流の人権主義を振りかざし批判しています。
有言実行宣言でも・・政策を綺麗に語るのは苦手でも(まず、政策論議はできないと
小馬鹿にしながら)いろんな意見を聞いて判断し、実行できるのは自分だと言うが。
国家ビジョンがない現れで、それは物事の本質に到らない証、場当たり的な対応に
終始しないか、という懸念が残ると痛烈に人格まで批判しています。
さらに畳み掛けるように、究極の批判をします。これは絶対に女性編集員は書きません。
朝日的、権威主義ならではの菅首相批判です。それは、不妊治療の保険適用を
苦しむ人々への救済ではあるがと言いながら、少子高齢化の構造的な問題、子どもを
産み育てることが困難な社会になっているという根本的な問いから目を逸らす
手段でしかないとの書き方です。
不妊治療の保険適用は「子どもが欲しくてもできない人への救い」です。
それと、子どもを育てるのが困難な社会であることとを同一視して批判するなんて、
よく読んでみれば、朝日ほど、差別的で、非人道的で汚いメディアはないと
言わねばなりません。
政治家が「やるといったことをやる」ことを批判するなら、
政治の何を信じろというのでしょうか。
朝日よ、あなたはこの国の消滅を願っているのか、
それを国民が望んでいると思うなら。朝日は亡国新聞だと言わねばならない。Goto
コメント
はたして、そうなんでしょうか?コロナ禍において疑問ばかりです。自民党の票田でもある観光のゴートウーは持続、食べログ、ホットペッパー等のネットでのゴートゥーイートは1か月もたたずに終わり。全体でも5千億未満しかない。おかしな国ですね。この期に及んで票田ばかり気にする自民党、票田にならない飲食店にまわす額はわずか。金持ちばかりが旅行に行って、旅行にも行けない人たちでも使えるゴートゥーイートは終わり。ほんとうに不思議としか思えません。しかしながら、コロナのおかげでわかったことは、去年までは、おらが町を俺たちが担っているといった、くそいばった何組かの社会貢献なぞを理念にしたアソシエーション団体の人たちはお店に来なくなったこと。いつもペコペコしていたうちもそれによって方向転換できたこと。やっぱり食事を作る側も、そんな週に2?3回ゴルフ、週に2回は休み、いつでも仲間とお遊びに行けるお偉い人たち(勘違いしたエリート意識の高い人たち)より、ほんとうに頑張ってる、休みもいまだに各週休の人たちの店でありたいと強く思うようになりました。そんな人たちはみんなやさしく、思いやりがあり、思慮深い人たちです。前者のようなお金を使ってやったなんて人は誰もいません。しかし、なんで、社長業、部長業、医者の人たちはこんなにも横柄で、普通のサラリーマンは、OLさん、学生さんはやさしいのか不思議なくらいです。話は脱線しましたが、肩書に左右していた店からコロナのおかげで、そんな人が来なくなったおかげでやさしい店になれた、そのことで店の雰囲気もがらりとかわっていい店になれた気がします。コロナさまさまです。