今日で2020・11月・霜月も終わりです。木枯らしがねぇ・・・
私が古くなったんでしょうねぇ。結構びっくりしたことがあります。
毎日新聞と社会調査研究センターが実施した全国世論調査についてです。
反権力を貫く毎日新聞ですから・・・驚きは余計です。(実施日は7日です)
内閣支持率です。全体では57%・・・別段驚くことではありません。
でも、18から29歳では80%です。30代は66%、40代58%、50・60代は50%台で
70代が48%で80歳以上が45%だったと。若い人ほど支持率が高いのです。
本当かいなですが、若者イコール革新的で、権力には否定的だという私の固定した
概念がまったく今の世相にマッチしていない、思い込みだということに・・驚きです。
なぜ、若い人が体制支持なのでしょうか・・・同時に高齢者が否定的なのでしょうか。
安倍前首相・・・「桜を観る会」に後援会のメンバーを800人招待、
5000円会費で前夜祭を開催したが、法曹関係者が・・費用が安すぎる。
安倍側が不足分を負担したなら、公職選挙法違反(寄付行為の禁止)
政治資金規正法違反(不記載)だと刑事告発、東京地検が捜査を開始、
ホテル側が作成した前夜祭の費用明細を入手したと報じています。
前夜祭を巡って後援会の費用負担が明確になれば、規制法・公選法の刑事責任を
問うことができる・・・この1年半ほどくすぶり続けてきた「桜を観る会」問題は
新しい局面に移りました。東京地検が立件するかどうか・・検察の姿勢が問われます。
と、時の政権のやりたい放題が・・表にでて問題になっているのですが・・・。
若者にはまったく響いていないようです。
要は「どうでも良い・自分には関係ない」ってことなのでしょう。
重ねて、他の政党は期待できそうにないし、安倍さんでも菅さんでも同じ・・
「このままなら良いか」って消極的な支持が数字に現れているのでしょうか。
不支持というなら、ではどうするって言わねばなりません。それが億劫なのでしょうか。
如何にも如何にもですが。携帯電話の通話料が安くなれば、安心して使えるし、
そもそもネットで処理できるのにハンコなんて無駄、それを無くすことにも
何の抵抗もない。政治なんてそんなもの、誰がやっても変わらないなら・・
取り敢えず支持でいいのでは・・・そんなところでしょうか。
一方高齢者です。80代の不支持が多いのは、若者と真逆、もっと、もっと福祉を
充実させて、分け前を分配を多くせよ、それには、福祉に厚いなら野党でも良い、
だから、不支持率が高いってことでしょうか。
外には木枯らしが吹いています。
高齢者の強欲は放っておいても、若者の「事大主義」には困ったモノだと思うのは、
やっぱり、私が時代感覚にズレているからでしょうねぇ。Goto
コメント
現在の10〜30代は、生粋のネット世代です。近年、国難の最中にあってもモリカケや桜を執拗に追及する野党や左傾マスメディアに対して、若年層の間では漠然とした不信感が広がっています。若者の目には「物事を進めようとする政府」に対して「イチャモンをつける野党とマスメディア」のように映るのです。
その判断に用いる情報源はすべてネットからであり、信憑性に欠けますが、彼らにとってマスメディアの情報は「フィルターで汚染された情報」なのです。発言の一部を切り取った偏向報道を繰り返すマスメディアこそ巨悪であると考え、それと相対する政府の支持率が上がる傾向にあります。政策の内容は二の次といってもいいでしょう。
ただ、彼らの投票率は「新聞世代」よりも遥かに低く、支持率=得票数ではありません。しかし、いずれネット投票が導入されたなら、この国は大きな変化を迎えると思われます。