軽い話

世界一の技術開発って、何となく嬉しいですね。
ゴミ拾いをスポーツにして、意識改革をしている団体、
東京でいちばん多いゴミは、ビニール傘だそうです。
ゴミ拾いの達人を自負する私には、田舎と都会ではゴミも随分違うと思うのですが。
考えてみますと、東京出張はコロナでこの1年、1回しかなかったのですが、
新橋の駅から支社まで徒歩で10分ほど掛かります。
岐阜では雨が降っていなくても、東京では雨。そんな時はキヨスクで傘を・・
帰りには雨が上がっていて、傘を置き忘れるってことがしばしばありました。
田舎暮らしは車社会です。傘を持ち歩くことはありません。
私の場合は、早朝ウォーキングの折、雨ならば傘を差すぐらいです。
その時は、軽量で晴雨兼用のコーティングがされ、柄のところが
ゴルフクラブのグリップのように加工されている傘を差して歩きます。
「寒九の雨」には2週間ほど遅れですが、今朝はたまさか雨です。
ゴルフ用の傘って、軽いのです。どうでしょうか、通常の傘の3分の2ほどの
軽さで200グラムぐらいでしょうか。
傘って安価で使い捨てのイメージがあるのですが、
日本人って、いや日本のメーカーって、いろんなところに拘るものですが、
僅か76グラムの「世界最軽量」の傘が開発されました。
傘の直径は雨に濡れにくい長さで長径83センチ、83センチにもヘェ〜って思うのですが。
折りたためば全長20センチ、手のひらよりチョッピリ長めです。
親骨は航空機を軽くするためにも使われるカーボンファイバーを採用。
因みにゴルフクラブのシャフトにも軽量化のために使われます。
生地は繊維メーカーと共同開発・・・極細に糸を織り上げたモノを使用。
18年に開発した72グラムの世界最軽量を自ら更新したそうです。
聞くところによると、67グラムに挑戦する目標を掲げ、クラウドファンディングで
支援金を募っての世界最軽量の実現です。
因みに傘の称号は「pentagon」価格は税抜きの5千円です。
100円のビニール傘が主流の時代に高価とは思うのですが・・・
カバンに入れても苦にならないサイズと重さです。
五千円なら使い捨てず、ゴミにはなりません。
67グラムで「世界最軽量」の傘。凄いって申しますか、
軽い話ですが、何とも愉快な話ではないですか。
頑張れ、日本のものづくり。 Goto

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