春野菜

新玉ねぎを丸ごと・・・食べます。美味しいですよ。
季節時計ってご存知ですか?人の体の中にあります。
人間の身体は実に不思議です。冬には寒さに耐え得る身体に体質をコントロールします。
この季節になりますと、冬時計から春時計にチェンジするのですが・・・
鈍っていた身体をシャキッとさせねばなりません。
「春は苦味を盛れ」という言葉があります。昔の知恵で、蕗の薹・菜の花・タラの芽・
ウド・セロリなど、苦味のある春野菜を食べると春時計が動きだし元気になるという意味です。
知ったか振りを致しますと。
春の野菜にはサポニン・タンニンが多く含まれています。苦味のある野菜には
苦味の成分はアルカロイドには腎臓の濾過機能を高める機能があります。
冬は新陳代謝が下がって身体に老廃物が溜まります。それをアルカロイドが排除するのです。
その作用を「デトックス効果」というそうです。それが「春は苦味を盛れ」です。
人間の身体も不思議ですが・・・経験からくるのでしょう。昔の人の知恵には驚かされます。
余談ですが、最近・新玉ねぎに嵌っています。皮を剥いてお尻の部分と頭を少しカット、
食べやすいように十字に切り込みを入れ丸ごとサランラップに包んでレンジに入れ
「5分ほどチン」します。それで出来上がりです。
あとは皿に盛り出汁薄醤油を掛け、あれば、刻みネギと鰹節を振ってそのまま食べます。
苦味はありません。芯にゆくほど甘味が増し・・・春そのものを頂いているようです。
我が家の庭(いや、家の前の公園)のソメイヨシノ、葉桜になりましたが・・・
遠くには岐阜城も望めます。熱々の新玉ねぎを頬張りながら、温燗をちびり・・・
春時計が動き出す瞬間です。さぁ・・・新年度だ、ファイト!!Goto

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