山尾志桜里議員に思う

この国のために・・・テレビのコメンテーターとして発言して欲しい・・・
「保育園落ちた日本死ね」・・・・仕事と子育てを両立せんともがく
女性からの強烈なメッセージです。民主党の山尾志桜里議員が国会で取り上げ、
「待機児童が一気に社会問題化」しました。あれから5年前になります。
まだまだ全面解決とは参りません。しかし都市部を除いて地方では
首長たちが選挙公約に掲げるようになり、待機児童ゼロの自治体も結構増えています。
山尾議員は国民の痛みに立ち向う政治家として力量を発揮しました。
菅政権・骨太の方針に「こども庁」の創設を目論む遠因にもなったのでしょう。
昨年の国会で東京高検検事長の定年問題に絡み、40年前の政府答弁との
矛盾を指摘、SNSでも国民に反対を呼びかけ、あの改悪を葬りました。
さすが、元検察官、斬れ味抜群だと評価は高まる一方でした。
2009年・政権交代が実現した衆院選で当選。彼女にとって権力を知ったことは、
大きな経験になったと思います。また、12年に落選したことも政治家として
成長したのではないでしょうか。16年民主党と維新の合流による民進党結成では
政調会長に抜てきされるなど将来を嘱望される政治家です。
ガラスの天井を破り、やがては女性総理になるのではないかと期待していたのですが・・
先頃・SNSを通して「今回の任期を政治家としての一区切りとしたい」と発言。
次期衆院選に立候補しないことを表明しました。残念です。
誰が彼女を潰したのか・・・・詮索する気もありませんが。
あたら、志の高い、優秀な政治家を・・・それもジェンダー不平等が国際的な
批判を浴び、改正せねばならない折、寄ってたかって潰してしまうなんて、
なんとももったいない話です。
彼女はSNSで「政治家一筋というキャリアが標準モデルとなっていることに何度も
違和感を覚えた。永田町に一番必要なのは交代だ」と主張しています。
国会議員の在職年数制限の導入などの必要性を訴えているのは、
政治の硬直化への如何ともし難い現状への憤懣ではと思います。
ミュージカル「アニー」の主役を務めることができる・・
彼女のようなスケールの大きな政治家は・・・陳腐化してしまっている日本の政治には
まだ登場するのが早過ぎたのかも知れません。
「政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがある」と語っていますが。
政治に取って代わる仕事はないでしょう。彼女と一緒に政治ができるのは、
そうです。維新の創始者・橋下徹氏しかいないのではないか。
まずはテレビに活路を見出し、報道番組などで
コメンテーターとして考えや思い、この国の将来など、
縦横無尽に発言して欲しいと願います。テレビ局が許せばですが・・・Goto

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