果報は寝て待て・・・

睡眠不足で生産性が悪いのが日本の特徴だそうです。
10月に入って・・急に夜が長くなった気がします。
秋の夜長をどう過ごすのか・・・緊急事態宣言全面解除・コロナ禍前の日常を取り戻す勢いで、
飲酒が解禁になった馴染みの店で、旧交を温めてはと思うのですが・・・
古希過ぎた身には・・・1年半の歳月は「戻るバネ」がないかもしれません。
人間は習性の動物です。コロナに飼い馴らされたわけではありませんが・・・
もう夜の街に繰り出すのは若い人に任せ、夜はコロナ禍で慣らされた
日常で過ごすってことになりますかねぇ。
企業戦士で明け暮れた日々を思うと一抹の淋しさが残りますが・・・
24時間闘えますか・・・そんな時代はもう古い、今や睡眠時間を削って・・・
深夜まで働き、早朝から出勤するなどという睡眠時間が3~4時間のビジネスマン、
特に猛烈経営者は「重要な経営判断などできない」。その経済的損失額は
年間15兆円は下らない・・そんなデータを米シンクタンクが弾き出しました・・・
今時、そんなモーレツ経営者がいるとは思えませんが・・・
経営者が働くとはどう言うことか・・・24時間・365日、仕事のことを考えていて、
どこまでが仕事、どこからがプライベート・・そんなケジメが付けられるようなら、
そんな経営者を経営者とは言わないのでないか・・そう思うのですが。
シンクタンク曰く「オフィスで寝不足を美徳のように語る、そんな古典的な
経営感覚こそが、年間15兆円の経済的損失」をもたらす要因だと言われれば、
そうかなぁと首を傾げます。
経済協力開発機構(OECD)の21年版調査によると、日本人の平均睡眠時間は
7時間22分で加盟国のうち30カ国で最下位。全体平均の8時間24分とほぼ1時間もの
差があるそうで、厚労省が20年に公表したデータでも、20代以上で6時間未満の
睡眠だった人が39%だったと・・・
単純に思うのですが・・・欧米のビジネスマンや経営者は8時間以上も
寝ているのかと思うと、その方が不思議なのですが・・・
OECDの調査だから間違ってはいないのでしょうが、どうも基準が違うのではと思うのですが。
違いません。そう考えることが間違っているのです。調査も基準も間違っていません。
と叱られそうです
日本は労働力人口が減っています。一人ひとりの生産性が求められる時代です。
長時間労働に支えられてきたビジネスモデルを転換できない企業は
非効率経営の烙印を押される時代です・・・・
その顕著な例としてシンクタンクが睡眠時間のデータを示したのですが・・・
本質はDX化をして、今までの仕事のやり方を根本から変え、生産性をあげないと
日本の再興はないのではとの警鐘だと思うのですが・・・
「睡眠はビジネスリーダーの必須スキル」とまで言われますと・・・
私的には余計なお世話だと言わねばなりません。「果報は寝て待て」なんて言葉も
ありますが・・・秋の夜長・宴席で人間関係を築くのも大切ですが・・
スキルを磨くのが、ビジネスマンであり経営者です。寝てなんていられません。Goto

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