高齢者は、健康寿命と平均寿命の差を詰めましょう・・・
寒い日が続きます。寒がりの私には堪えますが・・・
「心頭滅却すれば火もまた涼し」と申します。寒さをものともせぬよう心頭滅却します。
と粋がってみるのですが、寒冷地・雪国の皆さんには申し訳ないが、寒いモノは寒いです。
厚労省が「健康寿命」を男性72.68歳、3年前と比べ0.5歳延びたと公表しました。
健康寿命は「介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間」のこと。
国民生活基礎調査で「健康上の問題で日常生活に影響がない」と答えた人の割合や
年齢別の人口、死亡数などから算出するそうです。
厚労省は13年度からの10年間の健康づくり計画「健康日本21」で
健康寿命を延ばすことを目指し、生活習慣病の死亡率低減や、
喫煙・飲酒に関する数値目標も設定、専門委員会で進捗状況を確認しており、
19年の健康寿命は昨年12月20日の会議で報告されたものです。
この数値は健康寿命と平均寿命の差を示しています。
男性の場合、13年には9.02だったのが、8.73に。0.29歳縮んだことになります。
2013年、男性・71.19・・・平均寿命80.21・・・差 9.02
女性・74.21・・・ 86.61・・・ 12.40
2016年、男性・72.14・・・ 80.98・・・8.84
女性・74.79・・・ 87.14・・・12.35
2019年、男性・72.68 ・・・ 81.41・・・8.73
女性・75.38 ・・・ 87.45 ・・・12.07
日常の生活ができなくなってからの8.73年は「不健康」な寿命を
生きるってことになります。老いるとは平均寿命と健康寿命の間を
どう過ごすかにあるのかも知れませんね。
厚労省が健康寿命を延ばすことに目標を設定するのは・・
健康で老いることを目標にしてるのですが・・・
もう一方では、年々増大する社会保障費を抑えることにあります。
私は73歳です。健康寿命を過ぎました。過ぎてしまいました・・・
でも、幸いに日常生活に支障はありません。元気です。
ピンピンコロリではありませんが、平均寿命までは健康寿命を保つよう努力することは、
人生を謳歌できることにつながります。
そうです。寒いからと縮こまっているようではダメです。
心頭滅却し背筋を伸ばし、生涯現役で社会に貢献することが肝要だと思っています。Goto
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