そんなにヒステリックにならないで、教訓として受け止めねば・・・
ロシアのウクライナ軍事侵攻・・・・世界は騒然となっていると・・
日本のメディアは報じています。本当に騒然となっているのか・・
欧米の報道はどうなっているのか。どうも良く理解できないところがあります。
25日付、新聞各社の社説(見出し)です。
とってもヒステリックです。比べてみます。
毎日・・露がウクライナ攻撃・侵略行為を強く非難する。
日経・・世界はロシアの暴挙を許さない。
読売・・ロシアに暴挙の代償を払わよ。国連憲章踏みにじる重大な挑戦
朝日・・ロシアのウクライナ侵攻・秩序と民主主義を侵す暴挙だ。
共同・・世界の秩序と尊厳冒した。
いずれも国際法反すると激しくロシアの侵攻を非難しています。
新聞だけではありません。テレビの報道も同様です。
軍事力による一方的な侵略行為であり断じて許されません・・・
冷静に見てみます。
22日、ロシアがウクライナ東部2州の独立を承認した時・・・
戦争になるのかもと、株価は一時世界的に暴落しましたが・・・
25日、侵攻の翌日、昨日ですが、日経平均は500円以上の値上がりです。
来週のことはわかりませんが、株価は近未来の予想、予告です。
これって、この侵攻劇の結末を見通しているのではないでしょうか。
日本の株価は米国に連動しています。株価だけで色んなことがわかる訳ではありませんが・・
米国は、少なくとも経済が騒然となってはいないのが何よりの証左ではないでしょうか。
欧州のことはわかりませんが・・・
でです。ロシアのプーチン大統領の主張。侵攻の真意は奈辺にあるのでしょうか。
それも日本のヒステリックな報道を読む限りわかりません。テレビ報道に出演する
コメンテーターの話を聞いても全てが後付けで、ピンと来ません。
プーチン大統領の狙いは東部2州を共和国として承認し独立させること。
そしてウクライナの非軍事化を図り、そして傀儡政権を誕生させることです。
それ以上でも以下でもないようです。
問題は欧米がウクライナをどう見るのか。NATO入りを望んだウクライナを承認していません。バイデン大統領はゼレンスキーウクライナ大統領の直接の要望を見捨てました。
そんな欧米諸国に何ができるのでしょうか。ウクライナ国民の願いを拒否したのが欧米です。元々がウクライナは旧ソ連です。東側です。
その西側化をプーチン大統領は阻止して、属国化することは必然性があります。
それが達成すれば、この問題はクレミア半島のロシア化で終息したようにう終わりです。
もちろん、欧米が軍事介入することはない。短期決戦です。
経済制裁は限定的で痛くも痒くもない。いざとなれば中国と蜜月になれば良い。
そこまでは織り込み済なのではないでしょうか。(北京冬季五輪に赴いたのはその布石)
ですから、ウクライナ国民の人権が奪われた。可哀想だ。などと感情に走り、
蛮行だとか暴挙だとか、民主主義を冒すなどと力んで見ても・・それは所詮、
他人事なのではないでしょうか。ウクライナがこうなることはウクライナ国民が
望んだ結果とも言えるのです。
但し、教訓として中国にしてもロシアにしても、平和ボケした国には
用意周到にして襲ってくることは間違いありません。米国が日本を他人事にしないように
しっかりと擦り寄るか、それとも、自分事として、自分の国は自分で守ると覚悟するかが・・
問われているのではないでしょうか。あまりヒステリックに騒いでもねぇ。Goto
コメント