人類総メディア時代

SNSの誹謗中傷の解決方法はAIに頼む時代になりますね。
SNSの誹謗中傷問題、取分けアスリートの誹謗中傷には胸が痛みます。
なぜ、一生懸命頑張っている選手へ誹謗中傷が投稿されるのか・・・
よくよく考えてみますと誰でも投稿はしないまでも・・・非難はします。
私など、サッカーの国際試合を観ていて、日本代表選手がパスミスなどしようものなら
自分でも、これが私かと思うくらい・・熱くなって攻撃的な言葉を発します。
家人に言わせると、たかがスポーツ、どうして人格が変わるのかと冷ややかです。
以前なら、大概がそこで終わるのですが・・・
今はSNSが普及して誰もが世界に発信できる人類総メディア時代です。
アスリートがアカウントを持っていれば直接リプライ(返信)や
ダイレクトメッセージで本人を攻撃することができます。
私の信念です。匿名で人を誹謗中傷することは卑怯である。
卑怯者の発言など笑い飛ばせば良い。と思っているのですが・・・
人権侵害だと思えるほどの誹謗中傷が横行し、精神的な障害が起こっています。
こんな現実を看過でません。
ここにきて、有名税だぐらいに軽く考え泣き寝入りしてきた人が多いのですが、
アスリートたちだけでなく、芸能人や文化人たちも酷い誹謗中傷・・・・
彼らも立ち上がり、身体を張って訴え始めたことでやっと社会問題化しました。
解決するのはどうすれば良いのでしょうか。
1。法的手続きを取る。匿名の攻撃者を特定する発信者情報開示請求をする。
そして損害賠償請求を求める裁判を起こす。手間と費用が掛かりますが解決方法です。
それを簡素化する。これは政治の力です。
1・SNSにはブロックやミュートなど、攻撃的な言葉を受信しないで済む機能がある。
予めその対策を講じ、適切にSNSを活用できるようにする。利用方法を知ることです。
英語版ですが、ツイッターの機能に有害、侮辱的なリプライを投稿すると、
AIがそれを自動感知し本当に送るかどうか、再考させる機能があります。
それを導入した結果、34%がリプライの投稿を中止したそうです。
この機能は投稿者のアカウントを簡易に特定できます。裁判の証拠になります。
ティックトックの日本語版では既に導入されています。
今後、ツイッターや他のSNSでも日本語版の導入が予定されています。
私的には、SNS事業者に、AIが自動感知してブロックできる機能を義務付ければ
アスリートへの誹謗中傷の大半が解決します。これも法制化です。政治の力ですね。
問題は、こんな面倒なことを起こす要因ですが、それは倫理観の欠如です。
誹謗中傷者の大半は匿名ならば分からない。という、卑怯な精神です。
同時に「許せない」「失望したから」といった独善的な正義感が攻撃の動機になっています。
それは身勝手で卑怯なことだという倫理観を植え付けねばなりません。
簡単なことではありませんが、人類総メディア時代だからこそやらねばなりません。
それと、政治ですね。どんな政治家を選ぶかが国民に問われます。
AIに頼るとなるとねぇ・・・Goto

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