プーチン核のボタンか?

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟にロシアはどう動く?
北欧・フィンランドとスウェーデンはNATO(北大西洋条約機構)に
加盟申請する政府方針を決めたようです。デンマークとノルウェーは既に加盟しています。
いずれも手続きを踏んで民主的な決定をします。
NATOが全会一致に承認するかどうか・・・急がれます。
ウクライナ戦争で苦戦が報じられるロシア、さて北欧2カ国の決定をどう判断するのか。
難しい選択を迫られています。ウクライナ戦争の根底にあるのは、ウクライナがNATOに
加盟すれば、ロシアとNATOの緩衝地帯が無くなるのを嫌って、ロシアは侵略したのです。
それが、フィンランドとロシアの国境は1300キロあります。フィンランドがNATOに
加盟したら、ロシアはNATOと1300キロ国境を接することになります。
ロシアとしては、それを許すわけには行かないでしょう。でないと、ウクライナ戦争の
ロシア国民向け大義の説明が付かなくなってしまいます。
ロシアから見れば、ここは譲れないところです。当然、フィンランドに侵攻して
傀儡政権を立て、同盟関係を結び続けるしか道がありません。そうです。
ロシアはウクライナで始めた戦争を北欧でも遣らねばならなくなります。
プーチンにとってフィンランドとスウェーデンのNATO 加盟は想定外、
だと思うのですが、そうでなければ、世の中が見えていないってこと・・・
両国にとってはロシアの呪縛から逃れる好機ってことでしょう。
そのために考えられることは、プーチンの核使用です。
フィンランドがNATOに加盟する前に核を使用してスウェーデンとの二国を
武力でNATO加盟を阻止する暴挙に出るってことになります。
しかし、二方面での戦争はそれだけ体力が必要です。国民への説明が必要になります。
まずは、ウクライナ戦争を早急に停戦に持ち込んで・・・簡単ではありませんね。
フィンランドと向き合わねばなりません。そこで核を使用するかも。
でも、そうなれば、NATO対ロシアの第三次世界大戦です。
そこまでロシアが踏み切れるかどうか。情報化、それも高度な情報化社会です。
ロシア内部で疑問が持ち上がり、クーデターが起こりプーチンの失脚も考えられます。
自らが招いたウクライナ侵略がプーチンの命取りになるのではと、
思えてならないのですが・・・果たして中国はどうでるのか・・・
日本の方針は明確です。何が起ころうと、ブレてはなりません。Goto

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