原発議論を。

韓国・新政権・「原発輸出戦略推進団」を立ち上げる。
原発の稼働を・・・と「オマエは訴える」がとんでもない奴だ。
あの福島の事故を忘れたのか。11年以上経ったのに、今尚、後遺症に悩んでいるのだ。
絶対に安全であるとの保証がない限り、原発の再開などあり得ない。
と、方々から叱られ、批判されています。そうですね。
絶対主義の国々とのキナ臭い状況もあります。狙われる可能性があります。
代替エネルギーの機運も高まっています。ここは原発を廃止するのが最善の策なのでしょう。
しかし、韓国ではユン新政権が原発推進に転換したことで、財閥系企業が相次いで
原子力発電設備に参入しています。官民一体で「原発輸出戦略推進団」を立ち上げ、
30年までに海外で原発10基の受注を目標に掲げています。政府関係者は「原発輸出を
通じて原発「生態系」に活力を吹き込み、国富創出に寄与すると意気込んでいます。
日本は原発アレルギー。稼働とか推進などと言おうモノなら袋叩きにされます。
しかし、韓国は国策です。SKグループは米の小型原発を開発する企業と連携、
ノウハウを蓄積中です。小型原発は出力が従来型と比べ20分の1。
前もって工場で作った主要部材を現場で組み立てるため、工期が短く初期費用が
抑えられます。原子炉を水槽に沈めて冷却し易くするなど安全性が高い。
脱炭素の機運を背景に二酸化炭素を排出しない次世代の発電設備として注目です。
サムスンはデンマークの原子炉開発会社と「洋上原発」の共同開発を始めると発表。
両社で浮体式原発設備を設計して各国の認証獲得を目指し、造船技術と組み合わせた
新型原発の開発で先手を打つそうです。
韓国国内の原発は1978年に初号基が稼働して以降、現在24基を運用。
原発の電源構成比率は27.3%、前文政権は脱原発政策で新設工事を中断、
原発比率は低下。関連産業は苦境に陥っていました。
ユン大統領は「脱原発政策を直ちに白紙に戻し『原発強国』を作るを公約に上げた。
政権交代を求めた世論も電気料金の値上がりを警戒して原発活用を支持する声が多い。
当選後、新設原発の工事再開のほか、既存の10基の稼働を延長する方針も示しています。
課題は16年に2万2355人だった原発産業の人員数が、19年には1万9449人と
3年間で13%減。さらに韓国内の大学では、原子力学科に進学する学生数が35%減、
技術者確保不足です。政権交代のたびに重要政策が揺れる韓国政治の弊害が露呈しています。
韓国は韓国で、日本は日本だと言ってしまえばそれまでですが・・・
日本の原発アレルギーがこのまま続けば電気料金値上がりは止まるところを知りません。
脱炭素も夢物語になり世界から相手にされなくなります。
原子力の技術革新については、学生がいなくなるどころか、企業の部門も閉鎖です。
原発が悪の権化で良いのかどうか、早晩問われることになります。
まずは自民党政権が正面から議論するときではないでしょうか。Goto

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