このデータに何の意味があるのか?疑問ですが気になります。
日本人が好きなのか、習性があるのか・・よく理解できないのですが・・
なんでもかんでも、ランキングを付けたがる国民であるのは確かなようです。
首都圏一番の資産会社でしょうか、森ビル株式会社。その研究調査機関
「森記念財団都市戦略研究所」(こんなのを持っているのも凄いです)が
2022年版の「都市力」ランキングを発表しました。
都市力とは日本の主要都市を対象に、都市の力を相対的かつ多角的に分析し、
強みや魅力といった都市の特性を評価(JPC : Japan Power Cities)するものです。
JPCは国内の138都市(東京23区別途)を対象としています。
基準は政令指定都市・都道府県県庁所在地・人口17万以上の都市です。
調査内容は都市の力を構成する要素として6分野(経済・ビジネス、研究・開発、
文化・交流、生活・住居、環境、交通・アクセス)を設定、それらの主要な要素である
26指標グループ、さらにそれらを構成する86指標を選定、数値化しています。
因みにですが・・・私が暮らす岐阜市は経済・ビジネスで12位、生活・居住17位、
環境39位、研究・開発40位、文化・交流44位。交通・アクセス59位、総合で17位だそうです。
交通・アクセスの順位が低いのは・・地方であるが故、当然ですが、低迷する経済・ビジネスの
評価が高いのはどうしてか。もう少し調べる必要があります。
総合でトップは大阪、2位が京都、以下福岡、横浜、名古屋、神戸、仙台、金沢、松本、
つくば、札幌と続きます。逆に138位から遡りますと、138位は佐世保・137位高知、以上、
徳島、下関、呉、和歌山、加古川、明石、尼崎の順になっています。
特徴的なのは那覇市です。環境138位、経済・ビジネス138位、研究・開発138位、
生活住居138位ですが、交通・アクセス41位、文化・交流13位で、総合56位です。
わからないでもない順位ですが。恣意的な固定概念が左右している気がします。
住めば都と申します。この調査にどれだけの意義があるかは定かではありませんが・・
地方創生・「地域を元気に」の旗を掲げ、地域の活性化を目的に
地域みっちゃく生活情報誌を日本全国・142誌・1165万部発行する我が社としては
気になる指標です。
上位分野を更に伸ばすのか、それとも下位の分野にメスを入れ改善するのか。
発行エリア毎に分析し・・行政・取り分け首長に提案してみたいと思います。
でもその前に、人口17万以下を調査したらどうなるのか・・研究所に問うてみたいものです。
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