バラマキしかできない30兆円の補正予算が悲しいですね。
もう10年では効かないですね。民主党政権だった頃から・・・
無駄な予算はないか。仕分けと称して、長年に渡った自民党政権の利権や、
業界との癒着、膠着した予算の構造に・・拙いながら斬り込んだ姿、懐かしくないですか。
体育館のようなお粗末な仕分け会場で・・・「一番じゃなければダメなんですか」
「こんにゃく芋の補助金って多過ぎませんか」と斬り込む斬り込む姿。
面白かったとは言えないかもしれませんが、右往左往する官僚たち・・
この国を支配しているのは中央官僚であることも、自民党政権下での族議員たちで
あることもそれなりに白日の元に晒されました。政治不信が払拭された感があります。
それがどうですか・・コロナ禍を理由に、この放漫な財政出動・・
20年度・21年度と70兆円を超える補正予算。そして22年度では、まずは数字ありきで
30兆円の補正予算です。それも中身が何も決まっていない。岸田政権の支持率を
上げるためだけです。4、5万円を物価対策としてバラマクそうです。
国民は愚にして賢なりです。くれれば貰うが、優柔不断で場当たり的な政治には
愛想を尽かしています。聞くだけで何もしない・・聞く聞く詐欺は見抜いています。
少々のバラマキでは岸田政権を支持などしません。ですから経済対策は無駄です。
とは申しませんが。何事もそうですが・・元を絶たねば解決はしません。
元を断つ話です。かの仕分けで問題になった「こんにゃく芋」ですが・・
補助金のおかげで群馬の生産農家は生き延びてきました。失礼。
それがどうですか・・日本のこんにゃく製品が海外でブレークし始めました。
英語では「konjac(コンジャック)」と呼ばれ、輸出が絶好調だそうです。
なんか嬉しくなりませんか。10月中旬です。こんにゃく芋の収穫を迎えた主産地、
群馬県・昭和村(群馬県は生産の9割を占めています)に欧米・アジア・中東から14カ国の
バイヤー25人が、オンライン会議のバーチャル産地視察に訪れました。
結果は「面白い、生産現場が見られ刺激的、商談を希望する」イタリア
「製品の詳細が気に入った」米国、「値段を知りたい」フィリピンなど
バイヤーの関心が高まりました。今更申し上げるまでもありません・・
こんにゃくは低カロリーで食物繊維が豊富、どんな形状にも加工できる・・
伝統的な製品ですが、日本では補助がなければ立ち行かなくなるほどに
消費されなくなりました。しかし、海外展開に活路を見出そうと製造業者らが
ジェトロのバックアップを得て・・・チャレンジを繰り返し・・
昨年の輸出額は3億円を超えました。それには製造メーカーの製品開発の
知恵が詰まっています。この努力こそがこんにゃく生産者の心意気、
日本農業の底力ではないかと思います。仕分けされなくて良かった。
仄聞するところ、こんにゃくを欧米に輸出しているのは中国だそうです。
これからは中国とこんにゃく問答を繰り広げるってことになりますが、
ぜひ、頑張って欲しいと願います。
政府もポピュリズム的なバラマキではなく、輸出に賭けるこんにゃく業者のような
活動に支援に予算を回す・・そんな血の通ったお金の使い方をお願いしたい。
そうです。将来への可能性のあるところに目を向けるべきではなでしょうか・・
岸田首相ではダメかな?Goto
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